Eton Mess イートンメス
苺と生クリーム、メレンゲクッキーで作る、イギリスの伝統的なデザート、イートンメス (Eton Mess) です。全寮制の名門校、イートン・カレッジ (Eton College) が発祥と考えられており、毎年、クロケットの試合で提供されたことから、イギリスの初夏のデザートとして、知られるようになりました。苺がおもに使われますが、ブルーベリーやラズベリーなどの、ベリー類がともに添えられることもあります。苺やベリーの酸味と、メレンゲの甘さのバランスがよく、誰からも馴染みやすい、食べやすいデザートです。
メス (mess) というのは、ぐちゃぐちゃしているという、見た目をあらわす意味ですが、イートンメスの軟らかい液体の食べ物が混ざり合った状態を表します。メレンゲクッキーと生クリームという、食感の異なった食材を、一緒に混ぜ合わせて楽しめるように、深さのあるグラスに、ミニトライフルのように盛り付けることが多いです。


メレンゲクッキーは、市販のもので十分ですが、残ったメレンゲを使って、自宅で作ることもできます。パプロバを小さく焼いたものと同じですが、クッキーはある程度の硬さが必要になるので、パブロバよりも砂糖の量が多いです。一般的なレシピは、卵白一個に対して、砂糖を50グラムほど加えます。
卵白をボールに入れて、白っぽくなるまで泡立てます。その後、砂糖を数回にわけながら加えて、泡立て器で攪拌して、角がたつまで、硬いメレンゲを作ります。最後に、クリームオブタータを加えて混ぜ合わせます。クリームオブタータの代わりに、お酢を少量加えて、作ることもできます。

鉄板の上に、ベーキング用を紙を敷いて、メレンゲクッキーを並べます。スプーンでメレンゲを救い、円盤状の形をつくるようにして、クッキーを形成します。

摂氏100度程度の低温のオーブンに入れて、一時間程度焼きます。その後も、オーブンの中に入れたままにして、予熱で2時間程度、乾燥させます。

苺ソースを作ります。苺は飾り用に、少量を残しておいて、残りの苺は、角切りにします。角切りにした苺と砂糖を鍋に入れて、中火にかけます。

時々かき混ぜながら、苺が煮崩れてくるまで、加熱します。レモンの果汁と好みで、グランマニエなどの洋酒を加えて、火を止めます。出来上がった苺ソースは、別の容器に移して、よく冷ましておきます。

生クリームを泡立てます。生クリームと砂糖をボールに入れて、角がたつまで、泡立て器で攪拌します。


メレンゲクッキーを食べやすい大きさに砕いてから、ホイップした生クリームに加えて、混ぜ合わせます。


盛り付けます。生クリームの半量を器に当分して入れます。

苺ソースをかけます。

残りの生クリームを等分して重ねます。

フレッシュな苺を飾り付けて、さらに苺ソースをかけます。


Eton Mess イートンメス
加熱時間 :ガスコンロの上で5分 + 摂氏 130度のオーブンで 60分
冷却時間 :2時間
難易度— :★★☆
メレンゲクッキー
•卵白 ————————————– 2 個
•砂糖 ————————————– 100 g
•クリームオブタータ ———— 小匙 ¼
苺ソース
•苺 —————————————- 300 g
•砂糖 ————————————– 40 g
•レモン果汁 ————————— 大匙 1
•グランマニエ (オレンジキュラソー) — 大匙 1
クリーム
•生クリーム ————————— 200 ml
•砂糖 ————————————– 大匙 2
❷オーブンを摂氏100度程度の低温に温める。
❸鉄板にベーキング用の紙を敷いてから、メレンゲをスプーンで掬って、直径5センチ程度の円盤状にして、鉄板に並べる。
❹温めておいたオーブンに入れて、1時間程度焼く。そのまま、オーブンに入れて、予熱で、2時間程度乾燥させる。
❺苺ソースを作る。苺は飾り用の少し残しておく。残りの苺は、角切りにして、砂糖とともに鍋に入れて、中火にかける。焦げ付かないようにかき混ぜながら、苺に煮崩れてくるまで火を通す。レモンの果汁、コアントローを加えて、軽く混ぜ合わせる。別の容器にあけて、よく冷ましておく。
❻生クリームを泡立てる。ボールに生クリームと砂糖を入れて、角がたつまで、泡立てる。
❼❻ の生クリームに、メレンゲクッキーを砕いて加える。全体を軽く混ぜ合わせる。
❽器に、❼ のメレンゲクッキーと生クリームを半量を入れて、苺ソースをかける。さらに、残りの生クリームをのせて、飾り用の苺と、苺ソースを上からかける。




