Apple Compote アップルコンポート

林檎を使ったコンポートです。コンポート (compote) は、フルーツとお砂糖を加熱させてつくるデザートです。ジャムのように、フルーツの形を完全に崩してしまわない程度に加熱して、フルーツの味わいを楽しむのが特徴です。短時間加熱するだけで、少量でも簡単に出来るのがメリットです。そのままでも美味しいですが、アイスクリームや生クリーム、ヨーグルトを添えたり、またはパンケーキやフレンチトースト、ワッフルにつけわせたりして、楽しみます。

林檎をつかったアップルコンポートは、アップルパイのフィリングを、パイのクラフトなしで楽しめる、手軽なデザートです。アップルパイが好きな人に、お薦めします。林檎の種類によって、出来上がりも異なるので、色々な品種で試してみるといいと思います。加熱時間を長くしたり、林檎を細かく切りそろえたり、水分を多くすると、よりジャムに近い濃厚な味わいになります。逆に大きめに切って、短時間で仕上げると、林檎本来の甘酸っぱさが楽しめます。

林檎は皮をむき、種をとって、食べやすい大きさに切りそろえます。今回は、少し大きめに切っています。好みの大きさで構わないのですが、全体の形と大きさはそろえるのが、ポイントです。

林檎に砂糖、レモンの果汁、シナモンとナツメグをなじませます。三温糖や黒砂糖、シナモンなどのスパイスで味をつけると、アメリカのアップルパイの味わいになります。もっと、シンプルに林檎の味を楽しみたい場合は、レモンの果汁と砂糖で味付けるといいと思います。

水を少量加えて、中火にかけます。時々かき混ぜながら、林檎がしんなりとしてくるまで、火を通します。途中で、水分が少なくて蒸発してしまいそうだったら、さらに水を足して、好みの仕上がりに調整します。

器にもりつけます。

そのままで美味しいですが、好みで、アイスクリームやヨーグルトなどを添えます。

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