Paula Deen’s Fried Chicken フライドチキン
フライドチキンは、アメリカ南部の代表的な料理のうちの一つですが、その作り方には様々なレシピがあります。家庭によって、それぞれの受け継がれてきたレシピがあるのが普通で、これが典型的な作り方というのは難しいと思います。今回は、有名なポーラディーン(Paula Deen)のフライドチキンのレシピを出来るだけ忠実に再現してみました。オリジナルのレシピでは、ホットソースを1カップ(約237ml)も使うので、勇気ある人は試してみてください。ただし、ポーラが使っているホットソースは、日本で一般に売られているのものよりも、ずっとマイルドなタイプだと思います。
フライドチキンは、丸鶏をさばいて、骨がついた鶏肉を使うのが、南部式なのですが、丸鶏がさばくのが面倒くさいという人は、もちろん、すでにさばいてある鶏肉を使えばOKです。今回は約キロほどの丸鶏を使いました。実際のさばき方はこちらの投稿を参考にしてください。少し大きめの鶏肉なので、もも肉と、胸肉は、それぞれ半分に切ってあります。
さばいた鶏肉は、スパイスと塩をまぶして、30分程度なじませます。
卵液を使ったマリネ液を準備します。全卵と水をボールに入れ、ホットソースを好みの量だけ加えて混ぜ合わせます。
卵液を鶏肉を入れた容器にいれて、30分以上マリネします。
衣に使う小麦粉を用意します。今回のレシピは、薄力粉にベーキングパウダーを混ぜて使います。卵液をきった鶏肉に、小麦粉をつけていきます。
摂氏180度程度に温めた油で鶏肉をあげます。大きいので、やや時間がかかります。温度が下がらないように注意して、きつね色になるまでじっくりと上げます。
揚げあがった鶏肉は、キッチンペーパーを下にしいた、ワイヤーラックの上にのせて、油をきります。
Prep: 15 minutes
Cook: 45 minutes
Serves: 4-6
- 鶏一羽 又は骨付きの鶏肉 1780 g
- ガーリック パウダー 小匙 1 ½
- オニオン パウダー 小匙 1 ½
- 黒胡椒 1 ½ 小匙
- 塩 大匙 1
- 卵 3 個
- 水 120 ml
- ホット ソース(適宜)
- 薄力粉 260 g
- ベーキングパウダー 小匙 ½
- 植物油(揚げ油)
- 鶏肉を適当な大きさに切、塩、胡椒、ガーリックパウダー、オニオンパウダーをまぶして、30分程度おいておく。
- 大きめのボールに卵と水、ホットソースをよく混ぜ合わせる。さらに1.の鶏肉を加えて、30分以上おいておく。
- 平らな大きめの容器に、小麦粉とベーキングパウダーを入れてよく混ぜ合わせてから、2.の鶏肉に衣をつけるようにしてまぶす。
- 大きめのフライパンか中華なべに揚げ油を入れて熱する。
- 摂氏180程度の油で鶏肉を揚げる。鶏肉の両面に軽い焦げ目がついて、中まで火が通るまで、じっくりと揚げる。