Peach Tart ピーチタルト
フレッシュなピーチを皮ごとつかって、クランブルトッピングをのせて焼く、ピーチタルトです。日本の白桃だと水分が多すぎるので、ネクタリンやプラムなど、他のストーンフルーツを使って焼くと、丁度よいです。
このタルトは、生地の作り方に特徴があり、バターを使わないで、植物性の油を、小麦粉に練りこんで作ります。予めタルト生地をオーブンで焼く必要もなく、タルト生地と生の桃を使ったフィリングを、タルトに敷き詰めて、オーブンで一度に焼きます。正直、本当にこんな簡単な作り方で、ちゃんと焼けるのかな、と心配になるほどです。きちんと焼けましたが、普通のタルト生地よりは軟らかいので、テイクアウトを前提にする、お店で出すのは難しいだろうと思いました。その場で食べることを想定して、家庭で簡易的に作るお菓子としては、とても素晴らしいタルトです。効率的に簡単にお菓子を焼くことを追求した、とてもアメリカらしいベーキングです。
生地を作ります。油は、オリーブオイルと、無味無臭なこめ油やグレープシードオイルなどの植物性の油を、半分ずつ使います。オリーブオイルと植物油を予め別の器で混ぜ合わせてから、小麦粉を入れたボールに少しずつ注いで、混ぜ合わせていきます。
粉っぽさがなくなって、まとまったらOKです。混ぜすぎないようにします。
タルト型に生地を入れて、型になじませるようにして伸ばしていきます。タルト型は、底が抜けるタイプの型を使います。
部屋が暑いときは、冷蔵庫で冷やしておきます。
トッピングを作ります。小麦粉と三温糖をボールに入れて、粉の塊がなくなるまで、混ぜ合わせます。
細かく切ったバターを入れて、フォークなどを使って、粉類に混ぜ合わせます。
そぼろ状に、ポソポソとした感じなればOKです。
ネクタリンやプラムなどのストーンフルーツは、種をとって、くし型にきります。今回は、プラムを使っています。大きめのフルーツなら、3個、小さいフルーツなら、4個程度使います。
タルトの外側に、放射状に桃を並べます。
中央部分にも、バランスよく桃を並べます。
上から、クランプルトッピングを満遍なくのせます。摂氏200度に温めたオーブンで、表面に軽く焦げ目がついて、フルーツに火が通るまで、45分から0分程度焼きます。途中で様子をみて、タルト生地が焦げすぎてしまいそうだったら、オーブンの温度を摂氏180度に下げます。
手で触れるくらいに冷めたら、タルトをお皿に移します。
Peach Tart ピーチタルト
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 45-60分
難易度— :★★☆
—- 又は 中力粉 ———————— 150 g
•植物油 ———————————- 30 ml
•オリーブオイル ——————- 30 ml
•黄桃、ネクタリン、プラム —- 700 g
トッピング
•小麦粉 ———————————- 40 g
•三温糖 ———————————- 35 g
•バター ———————————- 大匙 2
❷タルト型に、生地を入れて、型になじませるようにして、伸ばす。
❸トッピングを作る。器に、小麦粉と三温糖を入れて、混ぜる。小さく切ったバターを入れて、フォークなどで練りこむようにして、ぼそぼそとした感じなるまで混ぜ合わせる。
❹オーブンを摂氏200度に温める。
❺桃は、種をとって、くし型に切る。タルト型の周囲に、桃を放射状にならべる。タルトの中心部分にも、桃を並べる。表面に、❸ のトッピングを均等にふりかける。
❻温めたオーブンで、桃に火が通って、表面がきつね色になるまで、45分から55分程度焼く。