Potato Bread ポテトブレッド

生地にじゃが芋を入れて作るポテトブレッド (potato bread) です。ポテトブレッドは、残ったマッシュポテトを加えて焼く、とても家庭的なリメイクブレッドです。じゃが芋を加えることによって、生地がもちもちとして軟らかくなり、とてもふわふわな食感に仕上がります。じゃが芋の風味はほとんど感じられないので、シンプルにトーストしてバターをつけただけでも美味しいです。癖がなく食べやすいので、サンドイッチやバーガー用のパンとして、幅広い用途に使えるシンプルなパンです。

じゃが芋は、マッシュポテトや他の料理で使った残りを利用することもできます。新たなに用意する場合は、じゃが芋は皮をむいて、茹でやすい大きさに切ります。じゃが芋と浸るくらいの水を鍋に入れて、中火にかけます。沸騰したら、弱火にして、じゃが芋が軟らかくなるまで、15分程度茹でます。

茹で上がったじゃが芋は、水気をよくきってから、ボールに入れます。じゃが芋が熱いうちに、マッシャーなどで潰します。

ピューレ状になったじゃが芋を200グラム用意します。

生種起こしをした天然酵母は、摂氏30度から40度程度のぬるま湯を加えて、180 mlにしておきます。さらに、三温糖を加えてよく混ぜ合わせます。同じく牛乳も、40度程度に温めておくと、発酵が早くなります。

三温糖を混ぜた天然酵母、牛乳、卵をボールに入れて混ぜ合わせます。さらに、ピューレ状にしたじゃが芋を加えます。

強力粉、塩を加えて混ぜます。

粉っぽさがなくなったら、溶かしたバターを加えます。

生地がまとまったら、 スタンドミキサーにボールをセットします。

表面が滑らかな状態になるまで、よくこねます。生地がまとまりにくいようだったら、少量の小麦粉を加えて、硬さを調節します。しかし、通常の生地よりも、出来上がりはかなり軟らかいです。粘りが十分にでて、表面がなめらかな状態になればOKです。

生地を丸めて、一次時発酵させます。 表面が乾かないように、霧吹きで水を軽くかけて、ラップをして、温かい室内においておきます。

二倍くらいの大きさになればOKです。

最初にバンズ用の生地を形成します。一個あたり80グラムずつ丸めて、ベーキング用の紙をしいた鉄板の上に、均等に間隔をあけて並べます。生地は軟らかいので、打ち粉を使いながら形成します。

残りの生地を長方形にのばします。空気をぬいてから、くるくると巻いて、俵型に形成します。

ローフ型には、軽くバターを塗って、ベーキング用の紙を敷いておきます。俵型にした生地を入れます。

乾燥しないように、 霧吹きで水 をかけてから、温かい室内において、二次発酵させます。一回り大きくなればOKです。

仕上げ用の卵を器に入れて、少量の水を加えてよく混ぜ合わせます。刷毛を使って、表面に塗ります。

摂氏200度に温めたオーブンで30分から40分程度、中まで火が通るまで焼きます。焼きあがったら、すぐにローフ型から出し、ラックにのせて冷まします。

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