Twice Baked Potatoes トワイスベイクドポテト

じゃが芋をオーブンで焼いてから、じゃが芋の中身だけをくりぬいて、マッシュポテトを作り、再度くり抜いたじゃが芋にマッシュポテトを詰めて焼き上げる、トワイスベイクドポテト (twice baked potatoes) です。じゃが芋の表面は、かりかりとした歯触りを残し、マッシュポテトのなめらかな食感と、トッピングしたチーズの風味を一度に楽しめる、とても贅沢なじゃが芋料理です。少し手間がかかるので、アメリカでも感謝祭やクリスマスなど、フォーマルな食事会で作られることが多いです。

トッピングは、チェダーチーズやグリエールチーズなどが使われますが、さらにチャイブなどのハーブ、クリスピーに焼いたベーコン、BBQで焼いた肉をほぐして加えたりして、よりボリュームのあるベイクドポテトにすることも可能です。

トワイスベイクド (twice baked) は、二回焼くという意味です。焼き立てが美味しいので、前日に一度じゃが芋焼いて、下準備をしておいて、ディナーの直前にオーブンに入れて、仕上げることが多いです。焼き上がったじゃが芋に、さらにサワークリームを添えると、より濃厚な味わいになります。

じゃが芋は、出来るだけ大きさがそろったものを選びます。見た目が均等で美しく仕上がるだけでなく、焼き時間が均一になるので、失敗が少なくなります。じゃが芋は洗ってから、ペーパータオルなどで、よく水分をふき取ります。表面にオリーブをまぶしておくと、かりっと焼き上げることができます。出来るだけ平な面を下にして、鉄板に並べてから、摂氏200度に温めたオーブンで、じゃが芋が軟らかくなるまで焼きます。

焼き上がったら、オーブンから出して、少し冷まします。手で触れるくらいに冷めたら、上部を水平方向に切り取ります。

スプーンを使って、中のじゃが芋をくりぬきます。周囲を7ミリ程度じゃが芋を残しておいて、器になるようにします。

くり抜いたじゃが芋をボールに入れて、マッシャーなどを使って、潰します。冷めると、じゃが芋が硬くなって潰しにくくなるので、出来るだけ熱いうちに作業を進めます。

牛乳、サワークリーム、塩、黒胡椒を加えて、混ぜ合わせます。サワークリームのかわりに、ギリシアヨーグルトでも大丈夫です。

微塵切りにした青ネギ、チャイブ、イタリアンパセリなどのハーブを加えます。

マッシュポテトを、じゃが芋の器に入れます。

表面に細かくしたチーズをのせます。ベーコンなどをのせる場合は、このタイミングで表面に散らします。じゃが芋をオーブンに戻し、チーズが溶けるまで、15分程度焼きます。

仕上げに、さらに微塵切りにしたハーブを散らします。

好みで、サワークリームを添えます。

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