08 サラダと副菜,  30 アメリカ料理

Potatoes Romanoff ポテトローマノフ

ポテトローマノフ (potatoes romanoff) はサワークリームとチーズを加えて作る、シンプルなじゃが芋のキャセロールディッシュです。ニューヨークのステーキレストラン、 Strip House が発祥と言われています。マッシュポテトを使ったキャセロールに見えますが、じゃが芋は完全にマッシュしないで、歯ごたえを残すように仕上げるのが特徴です。作り方は、一度オーブンで焼いたじゃが芋を、冷蔵庫でよく冷やしてから、チーズなどをおろすグレイターで摩り下ろして作ります。一度火を通したじゃが芋を冷却しなければいけないため、作るのに時間はかかります。しかし、 行う作業としては、じゃが芋を潰す手間がないので、マッシュポテトをつくるよりは、負担が少ないように感じます。やや歯ごたえが残るじゃ芋と、わずかに酸味がきいたサワークリームとの組み合わせが美味しいです。マッシュポテト同様に、肉料理などのメインの付け合わせに最適です。

じゃが芋は、中くらいのものを8個程度、小さければ10個くらい使います。よくあらってから、アルミホイルで包みます。

摂氏200度に温めたオーブンで、30分程度火を通します。じゃが芋は、8割程度火が通ればOKです。

粗熱がとれたら、冷蔵庫に入れて、よく冷やします。

冷やしたじゃが芋は、チーズをおろすグレイターで細かくします。グレイターがない場合は、包丁で刻みます。今回はじゃが芋の皮をむいて使いましたが、皮の歯ごたえを楽しみたいという人は、皮ごと摩り下ろしても構いません。

チーズも、じゃが芋と同じグレイターで摩り下ろします。ポテトローマノフには、着色されていない、ホワイトチェダーチーズが好んで使われますが、他の種類のチーズでもいいと思います。その他、赤玉ねぎの一種である、シャロットと微塵切りにして加えます。シャロットはあまり日本では入手できないので、普通の玉ねぎで代用します。

全ての材料をボールに入れて混ぜ合わせます。サワークリームが味の決め手になります。サワークリームの代わりに、ギリシアヨーグルトでもいいです。塩、黒胡椒、カイエンヌペッパーで味を調えます。

バターを塗ったベーキングディッシュに入れて、軽く表面を平に整えます。摂氏200度に温めたオーブンで、軽く焦げ目がつくまで、30分程度焼きます。

Potatoes Romanoff ポテトローマノフ
準備時間 : 20分
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 60-65分
冷却時間 :1日
難易度★★☆
【 材料 11 x 7-inch (28 x 18 cm) べイキングディッシュ 】
じゃが芋 (中) ———————- 8 個
シャロット 又は 玉ねぎ (微塵切り) 大匙 2
チェダーチーズ (細かくしたもの) 100 g
サワークリーム 又は ギリシアヨーグルト 200 ml
—————————————- 小匙 ½
黒胡椒 ———————————- 小匙 ¼
カイエンヌペッパー ———— 小匙 ¼
バター ———————————- 大匙 1
【 作り方 】
オーブンを摂氏200度に温める。じゃが芋はよく洗って、アルミホイルで包む。
温めたオーブンでじゃが芋が軟らかくなるまで、30分程度火を通す。焼き上がったじゃが芋は、粗熱がとれたら、冷蔵庫に入れてよく冷やす。
じゃがいも皮をむいて、グレイターで摩り下ろす。チーズもグレイターで細かくする。シャロット (又は玉ねぎ)は微塵切りにする。
オーブンを摂氏200度に温める。ベーキングディッシュに、バターを塗る。
じゃが芋とチーズ、シャロット、サワークリームをボールに入れて、混ぜ合わせる。塩、黒胡椒、カイエンヌペッパーで味をつける。
ベーキングディッシュに、 のじゃが芋を入れて、表面をならす。温めたオーブンで、軽く焦げ目がつくまで、30分程度焼く。
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