Chicken Piccata チキンピカタ

鶏肉に小麦粉をつけて、かりっと揚げ焼きにして、レモンとバター、ケッパーを加えたソースを添える、チキンピカタ (Chicken Piccata) です。ピカタの発祥はイタリアですが、イタリアでは子牛肉が使われることが多いのに対して、アメリカではより入手しやすい鶏肉が好んで使われます。レモンとバターの風味がきいたソースを添えて、パスタや炊いたお米などを添えて頂くのが、アメリカ流です。

ピカタのソースでは、生クリームやパルメジャーノチーズを加えて、よりクリーミーで濃厚なソースにすることもありますが、このレシピは、バターだけで仕上げる、よりさっぱりとした仕上がりになっています。

最初に、鶏肉に下味をつけます。鶏むね肉は、水平方向に包丁を入れて、半分の厚さにスライスします。塩と黒胡椒を全体にまぶしておきます。

小麦粉を全体にふりかけて、なじませます。

鍋にオリーブオイルをひいて、中火にかけます。オリーブオイルが熱したら、鶏肉を入れて、焼きます。

片面に焦げ目がついたら、ひっくり返して、反対側も焼きます。

焼きあがったら、一度鍋から取り出します。

鶏肉を焼いて鍋に、微塵切りにした玉ねぎを入れて、炒めます。玉ねぎがしんなりとしてきたら、微塵切りにしたニンニクを加えて、さらに炒めます。

ニンニクの香りがたってきたら、白ワインを加えて、一度沸騰させます。

レモンの果汁、摩り下ろしたレモンの皮、ケッパー、バターを加えて、混ぜ合わせます。水分が足りないようだったら、水を加えて、調節します。

塩と黒胡椒で、味を調えます。

鶏肉を鍋に戻して、ソースをかけながら、ソースと鶏肉をなじませます。

最後に薄切りにしたレモン、イタリアンパセリなど、ハーブの微塵切りを散らします。

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