11 パン,  35 アメリカのお菓子とパン

Monkey Bread モンキーブレッド

卵とバターが入ったデニッシュ生地を、一口サイズに丸めて、バターとシナモンシュガーを絡めてから、大きなケーキ型で焼き上げる、モンキーブレッド (Monkey Bread) です。一口サイズの小さなパンを、フィンガーフードのように、手でちぎりながら頂きます。表面にも絡めるソースをかけたり、粉砂糖で作るアイシングをかけて、お化粧することもあります。華やかな見た目で、満足感もあるデザートブレッドで、クリスマスやお祝いのときのデザートにも相応しいです。

モンキーブレッドの発祥は、ハンガリーのデザート アラニガルシュカ (Arany Galuska) と言われています。アラニガルシュカは、ハンガリー語で金色の団子と言う意味で、団子状に焼き上げた生地に、溶かしバターと砕いたナッツを絡めた、伝統的なデザートです。ハンガリー系の意味がアメリカにもたらし、1970年代にアメリカの雑誌が、ハンガリーのコーヒーケーキ (Hungarian Coffee Cake) として、アラニガルシュカが紹介されたそうです。

その後なぜ、アラニガルシュカが、モンキーブレッドと呼ばれるようになったのかは、諸説あり、定かではありません。が、このデザートブレッドが一般的に認知されるようになったのは、1980年代に、当時の大統領、ロナルドレーガンの妻、ナンシーレーガンが、ホワイトハウスのクリスマスの定番メニューにしたことだと言われています。モンキーブレッドという、ファンキーな名前からは、想像しにくいですが、ホワイトハウスの定番メニューの一つになるくらい、とても華やかなデザートです。

モンキーブレッドのレシピは、大別すると二つあり、市販されているビスケット生地を使って簡易的に作る場合と、シナモンロールのような、イースト菌を使って発酵させるデニッシュ生地を使う場合です。今回は、ホシノ天然酵母を使って、シナモンロールと同様のデニッシュ生地を作っています。

天然酵母の生地起こしの仕方は、こちらを参照してください。生地起こしした天然酵母は、牛乳と合わせて、250mlになるように調整しておきます。牛乳は、摂氏40度程度に温めてから使うと、発酵しやすいです。

卵と、牛乳とあわせた天然酵母、砂糖をボールに入れて、よく混ぜ合わせます。

強力粉と塩を加えて、混ぜ合わせます。

生地に粉っぽさがなくなったら、溶かした無塩バターを加えます。

スタンディングミキサーに捏ね棒をセットして、生地の表面が滑らかになるまで、よくこねます。

生地の表面を整えて、1次発酵させます。

表面が乾燥しないように、軽く霧吹きで水をかけてから、ラップをして、摂氏25度程度の、温かい場所において、発酵させます。

2倍から3倍程度に膨らんだらOKです。

打ち粉をしながら、生地を厚さ2センチ程度に伸ばします。

一辺が2センチから3センチ程度の方眼状に切目をいれます。

2センチから3センチ程度の、ボール状に丸めます。

コーティング用の材料を用意します。無塩バターは、溶かして、別の器に入れます。シナモン、ジンジャーパウダー、ナツメグ、三温糖、黒砂糖を器に入れて、よく混ぜ合わせます。

ボール状にした生地を溶かした無塩バターを絡めてから、シナモンシュガーをまぶします。

薄くバターを塗ったケーキ型に、生地を入れます。ケーキ型は、バント型、デビル型とよばれている、中央に穴があいた大きなサイズの焼き型を使います。

全ての生地を入れて、表面を軽くおさえて、平にします。温かい室温において、一回り大きくなるまで、2次発酵させます。

キャラメルソースを作ります。鍋に無塩バター、三温糖、黒砂糖を入れて、中火にかけます。キャラメルソースは、一般的なアメリカのレシピよりも控えめの量で作っていますが、こってりとした出来上がりにしたい場合は、レシピの材料を、倍量くらいに増やしてください。

時々鍋をゆらしながら、バターと砂糖が溶けるまで加熱します。沸々として、キャメル状になればOKです。

上からキャラメルソースをかけます。摂氏180度に温めたオーブンに入れて、中まで火が通るまで焼きます。

焼きあがったら、熱いうちに、器にもりつけます。

平なお皿をかぶせて、ひっくり返します。

Monkey Bread モンキーブレッド
準備時間 : 45分
加熱時間 :摂氏 180度のオーブンで 22-25分
難易度★★★
【 材料 バント型 1 個 】
ホシノ天然酵母(生種起こしをしたもの) 25 g
—————————————- 2 個
牛乳 ————————————– 150 – 180 ml
砂糖 ————————————– 大匙 1
強力粉 ———————————- 460 g
無塩バター ————————— 50 g
—————————————- 小匙 ½

コーティング
無塩バター ————————— 55 g
三温糖 ———————————- 45 g
黒砂糖 ———————————- 40 g
シナモン (粉) ———————- 大匙 1
ナツメグ (粉) ———————- 小匙 ¼
ジンジャーパウダー ———— 小匙 1

キャラメルソース
無塩バター ————————— 55 g
三温糖 ———————————- 45 g
黒砂糖 ———————————- 20 g
【 作り方 】
生種起こしをしたホシノ天然酵母と牛乳あわせて、250ml になるように調整しておく。ボールに生種起こしをしたホシノ天然酵母と牛乳、卵、砂糖を入れて、よくまぜあわせる。無塩バターは室温に戻して、軟らかくしておく。
強力粉と塩を、 の卵液に少しずつ加えて混ぜ合わせる。粘り気が出るまで、よく混ぜ合わせる。生地に粉っぽさがなくなったら、溶かした無塩バターを加えてさらに混ぜ合わせる。生地がなめらかな状態になり、ボールや手につかないようになるまで、力強くこねる。
生地を丸く整えたら、軽く霧吹で水をかけて、ボールにラップをする。温かい室内において、生地の容量が約2倍から3倍になるまで、発酵させる。
コーティング用の材料を用意する。三温糖、黒砂糖とシナモン、ナツメグ、ジンジャーパウダーをボールに入れて、混ぜ合わせておく。無塩バターは溶かしておく。
発酵した生地を、麺棒と打ち粉を使いながら、厚さが2センチ程度に延ばす。2センチ四方程度の方眼を描くように、生地の表面に切目を入れる。生地を2センチから3センチ程度の円形に丸める。
バント型に溶かしたバター (分量外) を塗る。丸めた生地を、溶かした無塩バターにつけてから、シナモンシュガーをコーティングして、バント型に敷き詰める。温かい室内において、一回り大きくなるまで、2次発酵させる。
オーブンを摂氏180度に温める。
キャラメルソースを作る。鍋に、無塩バター、黒砂糖、三温糖を入れて、中火にかける。時々鍋を揺らしながら、バターと砂糖が溶けて、キャラメル状になるまで、火を通す。
バント型の上から、キャラメルソースをかける。温めておいたオーブンに入れて、中まで火が通るまで、25分程度焼く。
焼きあがったら、キャラメルソースが固まらないうちに、器をかぶせて、ひっくり返して、盛り付ける。
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