Baked Alaska ベイクドアラスカ
アイスクリームにメレンゲをコーティングして、軽く焦げ目をつけて仕上げる、アイスクリームデザート、ベイクドアラスカ (Baked Alaska) です。ベイクドアラスカの発祥は、ニューヨークのレストランで、1867年に、アラスカがアメリカの領土になったことを記念して、名付けられたと言われています。
アイスクリームのベースに、パウンドケーキやレイヤーケーキなどを敷いて、その上に、山のようにアイスクリームを形づくります。土台に作るケーキや、アイスクリームの種類などを変えることで、いろいろなバラエティーが簡単に楽しめます。大きなボールで作ってもいいし、小さなボールで、一人で食べきれるサイズで作ることも可能です。残ったケーキなどを冷凍庫で保存しておくと、簡単に豪華なデザートをリメイクできるのも魅力的です。
今回は、小さな一人用のベイクドアラスカを二人分つくります。使う器のサイズによって、分量は調整してください。
お茶碗くらいの大きさの器に、ラップをひきます。
アイスクリームを入れて、表面を平にします。アイスクリームが、少し溶けて軟らかくなった状態の方が作業がしやすいです。バニラアイスクリームだけでも作ってもいいし、ソルベやシャーベットなどを混ぜて、複数の味を楽しめるようにしてもおもしろいです。今回は、バニラアイスクリームと、オレンジソルベを混ぜています。
土台に使うケーキは、1センチ程度にスライスして、ボールと同じくらいの大きさの型抜きでくりぬきます。型抜きがない場合は、空き缶やコップなどを利用します。今回はブラウニーを土台にしています。
アイスクリームの上にのせます。
ラップで覆って、アイスクリームがよく冷えて固まるまで、冷凍庫で3時間程度冷やします。
メレンゲ用のシロップを作ります。鍋にコーンスターチと水、砂糖を入れて、良くかき混ぜます。
とろっとしたら、火を止めて、よく冷ましておきます。
卵白を泡立て器で泡立てます。
卵白の泡が均一になってきたら、シロップを加えて、よく混ぜ合わせます。
冷やしておいたアイスクリームを、お皿の上に逆さにしてのせます。室温で少し温めて、ボールでラップを外します。
メレンゲを表面にコーティングします。全体の形を整えます。
トーチを使って、軽く焦げ目をつけて仕上げます。または、摂氏200度に温めたオーブンに入れて、軽く焦げ目をつけます。オーブンで仕上げる場合、耐熱性のお皿に盛り付けるようにしてください。
Baked Alaska ベイクドアラスカ
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 5分
冷凍時間 :3時間
難易度— :★★☆
•スポンジケーキ、パウンドケーキ、レイヤーケーキなど 240 g
メレンゲ
•卵白 ————————————– 3 個
•コーンスターチ ——————- 小匙 2
•砂糖 ————————————– 40 g
•水 —————————————- 60 ml
❷ケーキを厚さ1センチの薄切りにして、丸い型抜きでくり抜く。❶ のアイスクリームの上に、ケーキをのせて、ラップで覆う。冷凍庫で、アイスクリームが完全に固まるまで、3時間程度冷やす。
❸メレンゲ用のシロップを作る。コーンスターチと砂糖、水を小鍋に入れて、よくかき混ぜながら中火にかける。半透明になり、とろっとした感じになったら火を止める。粗熱をとって、よく冷ましておく。
❹メレンゲを作る。卵白を角が立つまで泡立てる。卵白のきめがそろってきたら、❸ のシロップを加えて、固いメレンゲを作る。
❺皿の上に、冷やしたアイスクリームが入ったボールを逆さにしてのせる。アイスクリームが少し溶けてきたら、ボールとラップをはずす。❹ のメレンゲを表面にコーティングして、形を整える。
❻摂氏200度 に温めたオーブンで、メレンゲの表面に軽く焦げ目がつくまで焼く。又は、トーチでメレンゲの表面に軽く焦げ目をつける。