Black-eyed Pea Avocado Salad ブラックアイピーとアボカドのサラダ

ブラックアイドピーとアボカドを使ったサラダです。濃いめの味付けにして、トルティーヤチップと一緒にいただくのが、アメリカ南部流です。

ブラックアイピー (black-eyed pea) は、アメリカ南部でもっともよく食べられている豆で、日本では、黒目豆と呼ばれることもあります。その名のとおり、眼玉のような形をしています。西アフリカ原産で、奴隷貿易とともにアメリカの南部にもたらされました。安価で調理しやすく、栄養価も高いので、アメリカ南部料理にはなくてはならない食材となっています。とくに、新年を祝う食材とされていて、お正月にブラックアイドピーを食べると、その一年幸運にみまわれると言われています。

お正月だけではなくて、一年を通じてよく食べられており、ブラックアイドピーのサラダは、季節の食材をつかって、様々なレシピがあります。このサラダは、アボカドを加えて、テックスメックス風のドレッシングで仕上げています。他の食材としては、ミニトマトを使っていますが、缶詰や冷凍のコーンや、ピーマンやパプリカ、胡瓜やセロリを加えてもよく合います。

ブラックアイピーは、火を通したものが缶詰として売られていることもあるのですが、日本ではほとんどみかけないので、今回は、乾燥のものを茹でて使います。ブラックアイピーの特徴は、豆の中でも火の通りが早く、予め浸水させる必要もほとんどありません。豆は軽く水洗いした後、豆の容積の3倍程度の水とともに鍋に入れます。

最初は中火で火を通し、沸騰させます。その後、火を弱めて5分程度煮ます。水の色が黒く濁ってきたら、火を止めます。その後は蓋をして、予熱で火を通します。あまり、火を通しすぎると、煮崩れてしまうので、様子をみながら、硬さを確認します。サラダにするときは、少し硬めに茹でた方が、歯ごたえがよくて、食べやすいです。

5分から10分程度蒸らして、豆が軟らかくなったら、笊にあけて、水気を切ります。

ドレッシングの材料を器に入れて、混ぜ合わせます。レモンの果汁、赤ワインビネガー、オリーブオイル、塩、パプリカ、黒胡椒、クミン、オレガノ、好みでタバスコやホットソースを加えます。

水気をきったブラックアイドピー、微塵切りにした玉ねぎ、ニンニク、香菜などのハーブ、大きめの角切りにしたミニトマト、アボカドを入れます。

全体をさっくりと混ぜ合わせます。少し時間をおくと、より味がなじんで美味しくなります。

好みで、トルティーヤチップを添えます。

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