Black Hummus ブラックフムス
黒胡麻で作る、ブラックフムス (black hummus) です。フムスは、ひよこ豆をマッシュして、白胡麻、レモン汁、ガーリック、オリーブオイルなどを加えて作る、中東地域のディップです。ピタパンにつけながら食べるのが、一般的な食べ方ですが、ランスパン、トルティーヤ、野菜スティックなど、様々な食材と相性がよく、ディップとして頂きます。ブラックフムスは、白胡麻のかわりに黒胡麻をつかった、フムスのバリエーションの一つです。黒胡麻の方が胡麻の風味がつよいので、より強い味わいになります。黒い鮮やかな色が美しく、見た目にも豪華なフムスです。
フムスは比較的シンプルな食材で作るので、フードプロセッサーがあれば、簡単につくることができます。ひよこ豆は、缶詰を使っても、乾燥したものを自分で調理しても、構いません。今回は、乾燥したひよこ豆を使いました。
乾燥のひよこ豆を、予め4倍程度の水に浸して、よく水分を吸収させておきます。水からもどすときは、6時間程度浸水して、3倍程度に豆が膨らませます。時間がないときは、熱湯に浸せば、1時間程度で浸水できます。
浸水した水は一度捨てて、豆を軽く洗ってから使います。鍋に豆の量の3倍程度の水を入れて、強火にかけて一度沸騰させます。沸騰したら弱火にして、蓋をして軟らかくなるまで煮ます。
フムスにする場合は、ひよこ豆の外皮がとれるくらいに、軟らかくしておいた方が使いやすいです。重曹を少し入れて豆を煮ると、重曹を少し入れて豆を煮ると、外側の皮が軟らかくなって、とれやすくなります。缶詰をのひよこ豆を使う場合も、新に水とともに鍋に入れて、少し煮崩れるまで豆を軟らかくした方が上手くいきます。その場合、約450グラム入りの缶詰1缶を、一度缶詰の水気を切ってから豆を洗い、新たに水を加えてから鍋で煮ます。
皮が表面にういてくるので、上澄みをとりかえると、きれいに外皮をとりのぞくことができます。
ざるにあけて、水気をきります。
ひよこ豆と、ニンニクと、摩り下ろした黒胡麻、蜂蜜、オリーブオイル、レモンの果汁、大匙1杯程度の水をフードプロセッサーに入れます。ひよこ豆がなめらかな状態になるまで、フードプロセッサーで粉砕します。
最後に塩、レモンの果汁で、味を調えます。
器に入れて、表面を整えます。ザクロの実、イタリアンパセリやミント、ディルなどのハーブ、黒胡麻、白胡麻、ポピーシード、ヒマワリの種やカボチャの種など、好みのトッピンをして飾りつけます。食べる直前に、オリーブオイルを添えます。
Black Hummus ブラックフムス
加熱時間 :ガスコンロの上で20-30分
難易度— :★★☆
•重曹 ————————————– 小匙 ½
•オリーブ オイル —————– 60 ml
•黒胡麻(すりごま) —————- 50 g
•蜂蜜 ————————————– 小匙 1
•ニンニクの微塵切り ———— 小匙 1
•レモン果汁 ————————— 大匙 2
•塩 —————————————- 適宜
トッピング
•フレッシュハーブ、イタリアンパセリ、ディル、ミントなど (微塵切り) 適宜
•ざくろの種 ————————— 適宜
•黒ごま、白ごま、ケシの実、ひまわりの種など g
❷❶ の水を捨てて、軽く豆を洗う。豆の量の3倍程度の水と重曹を鍋に入れて強火にかける。沸騰したら、火を弱めて、蓋をして、豆が軟らかくなるまで30分程度煮る。
❸煮上がった豆をざるにあけて、水気を切る。煮上がった豆を水に入れて、軽く豆の表面をすり合わせながら、外側の皮を取り除く。
❹❸ のひよこ豆、微塵切りにしたニンニク、オリーブオイル、水を大匙1杯程度、黒胡麻、レモンの果汁をフードプロセッサーに入れる。ひよこ豆がペースト状になるまで粉砕し、途中で様子をみて、水分が足りないようだったら、少しずつ水を足す。
❺塩、レモン汁で、味を調える。器にもって、オリーブオイル、ザクロの実、ハーブ、胡麻などを添える。