Fig Tart 無花果のタルト
無花果は火を通すと甘みがまし、同じフルーツとは思えないほど味が変わり美味しくなります。海外のレシピでは、無花果をローストしたものが多くあり、ローストした無花果とチーズとの組み合わせは最高です。
ところが、日本でこのような無花果をローストしたレシピを試してみると、ローストしてべちょっとした仕上がりになってしまい、あまり思うような結果にならないことが多くありました。無花果の品種にもよると思うのですが、日本の無花果は非常に水分が多く、日本の無花果は水水しく、そのまま食べたり、ジャムにするのには向いているのですが、オーブンでローストするには、少し工夫が必要です。そこで、鉄板の上で地下に置かず、ラックを敷いてその上に無花果を並べ、焼きながら水分が蒸発しやすいようにしてみました。結果は大成功で、無花果の甘みを存分に引き出すことができるようになりました。
ローストした無花果は、そのままヨーグルトやアイスクリームに添えたりしてもいいのですが、今回は冷凍のパイシートを使って、タルトにしてみました。チーズとの相性もばっちりです。
無花果は蔕の部分をとり、小さめのくし型にきりそろえてラックの上に並べます。その上から、蜂蜜を少しかけます。香りづけにローズマリーとレモンの皮も上からかけます。
低温のオーブンで10分から、15分程度焼きます。その後もパイを焼くときに火を通すので、控えめに火を通します。皮の部分が少し乾燥する程度でOKです。
冷凍のパイ生地は4当分にして、端の部分を内側に折り込んでおきます。
パイの上にまずリコッタチーズか、カッテージチーズを並べます。チーズの上にローストした無花果を並べます。
摂氏180度程度のオーブンで軽く焦げ目がつくまでやきます。焼きあがったら、さらにレモンの皮、ローズマリーの葉、チーズを上から飾ります。
Prep: 20 minutes
Bake: 25-30 minutes
Serves: 8 pieces
- 折り込み式パイシート(冷凍) 2 枚
- 無花果 6 個
- 蜂蜜 大匙 3
- ローズマリー 4 枝
- レモンの皮(摩り下ろす) 0.25 小匙
- リコッタチーズ 又は カッテージチーズ 85 g
- オーブンを325F°(165C°)に温める。
- 無花果は蔕をとり、くし型にきる。ラックを敷いた鉄板の上にならべ、蜂蜜をかける。さらに上から、ローズマリーの葉と摩り下ろしたレモンの皮をかける。最後の飾り用に、レモンの皮とローズマリーは少し残しておく。
- 温めておいたオーブンで、無花果を15分程度焼く。
- 無花果はオーブンから出し、冷ましておく。オーブンの温度は400F(205C)に上げて温めておく。
- パイシートは4当分して、軽く麺棒でのばす。淵を1センチ程度内側に折り込んでおく。
- 5. のパイシートの上にカッテージチーズ 又はリコッタチーズをのせる。さらにチーズの上に4.の無花果を並べる 。チーズも焼きあがった後の飾り用に少し残しておく。
- 温めておいたオーブンに入れて、さらに20程度、軽く焦げ目がつくまで、パイを焼く。
- 焼きあがったら、摩り下ろしたレモンの皮、ローズマリーの葉を上から飾る。