Oatmeal Breakfast Cookies オートミールブレックファーストクッキー
ブレックファーストクッキーとは、その名が示すとおり、朝食用のクッキーです。別に朝食だけに食べるものではないですが、朝食の代わりになるほど、栄養価の高い材料で作られています。簡単に言うと、シリアルバーをクッキーのように、丸く形成してオーブンで焼いたような感じです。オートメールやチアシード、その他ドライフルーツやナッツなどで作られているので、腹持ちがよく、朝食だけでなく、ちょっと小腹がすいたときに、気楽につまめるスナックとしても最適です。
このような、オートミールをメインな材料としてつくる、健康志向の高いお菓子には、卵の代わりにバナナやアップルソースなどのフルーツを使い、ベジタリアンの人にも受け入れやすいレシピになっているものが多いです。さらに砂糖のかわりに、蜂蜜やメープルシロップを使うことで、より健康志向の人たちにも受け入れやすいお菓子にしあげます。このレシピも卵、油脂、砂糖を使わないで、代わりにメープルシロップとバナナを加えています。
材料はいろいろと入りますが、油脂や卵を加えないため、普通のクッキーよりもはるかに簡単に作れます。まず、全粒粉、塩、ベーキングパウダー、ナッツ、ドライフルーツ、シナモン、チアシードをボール入れて、軽く混ぜ合わせます。今回使ったナッツは、かぼちゃの種とくるみ、フルーツはレーズンとクワンベリーです。それ以外のドライフルーツやナッツを使うことができるので、様々なナッツとドライフルーツを組み合わせて、オリジナルのクッキーを作るのも楽しいと思います。
別のボールにバナナを入れて、フォークなどでつぶします。大きなバナナだったら、一本、小さめのバナナなら、一本半ぐらい使います。さらに、プレーンヨーグルト、メープルシロップを入れて、混ぜ合わせます。
マッシュしたバナナを、粉類を入れたボールに加えて、生地を一つにまとめます。
生地が粉っぽくてパサパサするようだったら、少量のヨーグルトや牛乳を加えて調節します。
アイスクリームディッシャーなどで生地をすくいながら、丸く形成して、ベーキングシートを敷いた鉄板に均等に並べます。
摂氏170度、やや低温のオーブンで30分程度焼きます。クッキーが硬くなって、形が崩れなくなれば出来上がりです。
焼き上がったら、ラックの上で冷まします。
【 材料 15-20 個分】- 全粒粉 70 g
- オートミール 100 g
- かぼちゃの種 15 g
- ピーカン 又は 胡桃(みじん切り) 30 g
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Pecans: アメリカ南部に広く自生している、ピーカンパイをはじめ、南部料理に幅広く利用されているナッツ。味は胡桃に似ているが、胡桃よりはややさっぱりとしている。
- 干し葡萄 30 g
- クランベリー(乾燥) 30 g
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Cranberries: 小さなサクランボーのような外見をした、酸味の強い果実。そのままマフィンやクイックブレッドに混ぜて使用されたり、生の果実を煮詰めてソースを作り、感謝祭の七面鳥の付け合せに添えられる。
- チアシード 大匙 1
- ベーキングパウダー 小匙 1
- 塩 小匙 ¼
- シナモン(粉) 小匙 1
- バナナ(中) 1 ½ 本
- プレーンヨーグルト 大匙 1 ½
- メープルシロップ 大匙 1
- オーブンを摂氏170度に温める。
- ボールに、全粒粉、オートミール、ナッツ、ドライフルーツ、ベーキングパウダー、チアシード、塩、シナモンを入れて、混ぜ合わせる。
- 別の器に、バナバを入れて、フォークなどでマッシュする。さらに、ヨーグルト、メープルシロップを入れて、混ぜ合わせる。
- 2. の粉類に3.のバナナを加えて、生地を一つにまとめる。
- ベーキングシートを敷いた鉄板に、4. の生地をアイスクリームディッシャーなどですくって、均等な大きさに丸く形成して、鉄板に間隔をあけて並べる。
- 温めておいたオーブンで、15分から20分程度、クッキーが乾燥して、生地が硬くなるまで焼く。