Italian Ciabatta Sandwich イタリア風チャバタサンドイッチ
チャバタを使った、イタリア風のサンドイッチです。チャバタは、水分量が多く、大きな気泡があいた生地が特徴的な、イタリアのハードブレッドです。イタリア版のバゲットと言われ、バゲットと同様に、サンドイッチに適したパンです。平たい形は、具材を挟みやすく、シンプルな生地は、様々な食材と合わせやすいです。
チャバタを使った、イタリア風のサンドイッチは、バターやマヨネーズのかわりに、オリーブオイルを多用し、バジルや乾燥トマト、オリーブなどのペーストで味をつけて、様々なハムやサラミ、チーズ、ルッコラやバジルなどのフレッシュハーブを組み合わせて作るのが、主な特徴です。ハムやサラミの代わりに、ローストした野菜を使った、ベジタリアン向けのサンドイッチも多いです。トマトの赤、ハーブの緑など、彩も考えて具材を選ぶと、見た目も美しいで、味のバランスもとりやすくなります。
今回は、赤いパプリカをローストして、使っています。パプリカをローストするときは、いろいろな方法がありますが、最も簡単で手軽な方法は、ガスコンロの上において、直接コンロの火で焦げ目をつけることです。
時々、パプリカの向きを変えながら、全体にむらなく、焦げ目をつけます。
全体を漫勉なく焼いたら、氷を入れた冷水につけて冷まします。
手で表面の皮をむきます。
種と蔕をとり、サンドイッチに挟みやすい大きさに切ります。ペーパータオルの上で、余分な水気を取り除きます。
今回は、乾燥トマトのオリーブオイル漬けを使って、ペーストを作ります。乾燥トマトを、オリーブオイル漬けにする方法は、こちらを参考にしてください。オイル漬けにした乾燥トマト、微塵切りにしたニンニク、タイム、オレガノ、塩、黒胡椒と、トマトを漬けたオリーブオイルを大匙1杯程度、ミルに入れて攪拌します。
チャバタは、水平方向に半分に切ります。内側に、トマトを漬けてあったオリーブオイルを少量塗ります。
フライパンを中火にかけて、チャバタを入れて焼きます。軽く焦げ目がついたら、ひっくり返して、反対側を焼きます。
バジルの葉には、塩とバルサミコ酢を少量ふりかけて、軽く混ぜ合わせます。
焼き上がったチャバタに、トマトのペーストを塗ります。
ローストしたパプリカをのせます。
薄切りにした、モッツレラチーズをのせます。
バジルをのせます。
チャバタで挟みます。
熱いうちに、アルミホイルで包んで数分おいて、チーズを温めます。
食べやすい大きさに切り分けます。
Italian Ciabatta Sandwich イタリア風チャバタサンドイッチ
加熱時間 :ガスコンロの上で10-15分
難易度— :★★☆
•レッドパプリカ (中) ———- 1 個
•フレッシュモッツアレラ ——- 100 g
•バジルの葉 ————————— 30 g
•バルサミコ酢 ———————— 小匙 1
ドライトマトペースト
•乾燥トマトのオイル漬け☆ —- 5 個
•ニンニクの微塵切り ———— 小匙 1
•タイム(乾燥) ———————— 小匙 ½
•オレガノ —————————— 小匙 ½
•黒胡椒 ———————————- ¼小匙
•塩 —————————————- 小匙 ½
❷パプリカをガスコンロの上にのせて、中火にかける。時々パプリカを転がしながら、表面に満遍なく焦げ目をつける。焼き上がったら、氷を入れた冷水につけて、冷ます。
❸パプリカが冷めたら、表面の皮をむく。種と蔕をとって、垂直方向に包丁を入れる。ぺーパータータオルで、余分な水気をふき取る。
❹モッツレラチーズは薄切りにする。バジルは、バルサミコ酢と塩を少量まぶしておく。
❺ドライトマトのペーストを作る。オイル漬けにした乾燥トマト、微塵切りにしたニンニク、塩、タイム、オレガノ、黒胡椒をミルに入れて、攪拌する。
❻フライパンを中火にかける。❶ のチャバタを入れて、表面に軽く焦げ目がつくまで、焼く。
❼チャバタに、❺ にペーストを塗る。ローストしたパプリカ、モッツレラーチーズ、バジルをのせて、チャバタで挟む。アルミホイルに包んで、チーズが溶けるまで、数分ねかせる。
☆ Sun-dried Tomatoes in Olive Oil ドライトマトのオリーブオイル漬け
難易度— :★☆☆
•お湯 ————————————– 180 ml
•オリーブオイル ——————- 120 ml
❷トマトが軟らかくなったら、ペーパータオルにのせて、水気を切る。
❸水気を切ったトマトを器に入れて、オリーブオイルを注ぐ。トマトがオリーブに完全に浸るようにして、3時間程度ねかす。