
Ground Beef Tacos 牛ひき肉のタコス
タコスはトルティーヤに色々な具材を挟んで食べる、メキシコの代表的な料理です。ちょうど手巻き寿司を作るような感覚で、様々な食材をトルティーヤに挟んで、タコスとして食べられています。鶏肉や、シーフード、豆類など、実に様々なタコスがありますが、とくに、牛ひき肉を使ったタコスは、もっとも一般的なタコスとも言えます。牛ひき肉をつかったタコスの具材を、ご飯の上にのせたのが、沖縄で生まれた、タコライスです。
タコスに使う食材は、基本的には何でもいいのですが、今回用意したのは、牛ひき肉と、トマト、ピーマン、ブラックビーン、アボカドです。薬味として、パクチー、ヨーグルト、チーズを使います。その他、玉ねぎ、レタス、コーンなどを入れるとよいと思います。ヨーグルトはサワークリームでもいいですが、ギリシアヨーグルトやカスピ海ヨーグルトなど、硬めのものを使った方があつかいやすいです。
トルティーヤは自家製のフラワートルティーヤを使っています。インターナショナルなスーパーなどいけば、日本でも手に入れることができますが、家で簡単に作れることもできます。

牛ひき肉は、まず、ニンニクをオリーブオイルで炒めます。

続いて牛ひき肉をいれます。

塩とスパイス、ウースターソースを加えて味をつけます。ウースターソースは、日本のメーカーのものだと甘すぎるので、リーペイリンというイギリスのものがお薦めです。


その他の野菜を準備します。

トルティーヤの上に、牛ひき肉、アボカド、トマト、ピーマン、パクチーをのせます。

さらにヨーグルトとチーズをのせます。好みでライムを絞ります。

タコスに挟むようにしていただきます。

- 牛ひき肉 180 g
- ニンニクの微塵切り 大匙 1
- オリーブ オイル 大匙 2
- ガーリック パウダー 小匙 1
- オニオン パウダー 小匙 1
- クミン(粉) 小匙 1
- オレガノ 小匙 1
- パプリカ 小匙 1
- カイエンヌ ペッパー 小匙 ½
- 黒胡椒 小匙 ½
- 塩 小匙 2/3
- ウースター ソース 大匙 1
★
Worcestershire Sauce: アメリカのウースターソースは、日本のものと比べると濃度と甘味が少なく、香りが強く酸味がきいている。ソースとしてそのまま使うのではなく、料理の味付けに使うことが多い。Lea & Perrins (リーペリン)と呼ばれるイギリス産のソースが、日本で手に入るものととしては最も近い。
- アボカド 1 個
- トマト(中) ½ 個
- グリーン パプリカ(中) ½ 個 又は ピーマン ½ 個
- ブラックビーン(缶詰) 100 g
★
Black Beans: ブラジルやキューバなど、中南米でポピュラーな小粒の黒い豆。
- 香菜 ½ 枝
- ライム ¼ 個
- チーズ(細かくしたもの) 60 g
- フラワートルティーヤ 6 枚 又は コーントルティーヤ 6 枚
- フライパンにオリーブオイルをひいて、ニンニクを入れる。続いて牛ひき肉を入れて、塩、スパイス、ウースターソースを加えて、色が変わるまで炒める。
- アボカド、トマトは食べやすい大きさに切る。パプリカ(又はピーマン)は細切りにする。ブラックビーンは、水気を切っておく。ライムはくし型にきっておく。
- タコスに挽肉、トマト、アボカド、ブラックビーンをのせて、ヨーグルト、チーズ、ライムジュースをかける。
Flour Tortilla フラワートルティーヤ
- 薄力粉 260 g 又は 中力粉 240 g
- ベーキングパウダー 小匙 ½
- 塩 小匙 ½
- ショートニング又は ラード 大匙 2 ½
- ぬるま湯 180 ml
- 小麦粉、ベーキングパウダー、塩、をよくまぜあわせる.
- 1.の粉類にショートニング(又はラード)を生地がしっとりした感じになるまでよく混ぜ合わせる。
- 水を摂氏50度程度に温めてから、2. に少しずつ加えて、全体を一つにまとめる。
- 生地の表面がなめらかな感じになるまで、10分程度よくこねる。
- ボールにラップをして、生地を20分程度ねかせる。
- 生地を12等分にする。直径12センチ程度の円形に、麺棒で伸ばす。
- 生地の両面に軽く焦げ目がつくように、中火に熱したフライパンで両面を焼く。