Cheese Grits チーズグリッツ
グリッツ (grits) は、コーンミールよりもさらに粗目に挽いた、粉状のとうもろこしで、アメリカ南部ではグリッツをお湯で炊いてお粥のようにして食べるのが、定番の朝ごはんです。イタリアのポレンタとよく似ていますが、ポレンタよりはやや粗めに挽いたとうもろこしを使います。とはいえ、日本ではグリッツがほとんど手に入らないので、イタリアの白いポレンタを使っています。
シンプルにバターと塩だけで食べる場合が多いですが、今回はチーズを加えて、少し濃厚なグリッツを作りました。半熟に焼いた目玉焼きを添えて、黄身と混ぜ合わせて食べると美味しいです。
チーズは好みのものや、冷蔵庫にあるものを使えばいいと思いますが、今回使ったのは、チェダーチーズとパルメジャーノです。予め、グレイターやゼスターなどを使って細かくしておきます。
鍋に水を入れて、お湯を沸かします。
沸騰したら、弱火にして、グリッツかポレンタを入れて、だまにならないようにかき混ぜます。焦げ付かないように注意しながら、時々かき混ぜながら、火を通していきます。グリッツは、少し根気よく時間をかけて火を通さなければいけないものもありますが、ポレンタの場合は、すぐに軟らかくなります。
グリッツに火が通ったら、牛乳を加えてさらに混ぜ合わせます。さらに、チーズとバターを加えて、塩で味を調えます。
フライパンで、半熟の目玉焼きを作ります。
器にグリッツをもりつけ、好みでさらにチーズをトッピングします。
目玉焼きをのせて、刻んだ青ネギやイタリアンパセリなどを添えます。
【 材料 2-3 人前】- グリッツ(インスタントでないもの) 80 ml
- 水 355 ml
- 牛乳 120 ml
- バター 大匙 2
- チーズ(細かくしたもの) 75 g
- 塩 適宜
- 鍋に水を入れて中火にかける。沸騰したらグリッツを入れてかき混ぜながら、15分程度透明になるまで煮る。
- 牛乳、チーズ、バターを入れてよく混ぜる。塩で味を調える。