02 Breakfast and Brunch,  30 アメリカ南部料理

Creamy Grits グリッツ

 グリッツはトウモロコシを挽いて粉にしたもので作るお粥のようなもので、南部の朝食では欠かせないものです。シンプルに塩をバターで食べるのが一般的ですが、たまにチーズを入れることもあります。

グリッツ

 しかし、南部以外のアメリカの他の州では、おそらく、それほど馴染みがないものではないかと思います。私はニューヨークにも半年ほど住んでいたことがあるのですが、グリッツをスーパーの食品売り場でみかけるほどは稀でした。アメリカでも他の州ではほとんど手に入らないのですから、日本で手に入れることは、近年までほとんどなかったのですが、最近なって、楽天やアマゾンでクエーカーのインスタントグリッツが手に入ることが分かりました。

 しかし、このインスタントグリッツ日本で買うと3000円近くもするのです。インスタントグリッツは、短時間で調理することができるのがメリットです。一方で、伝統的な南部のグリッツは、石挽き(stone-ground) と呼ばれる粗びきタイプのもので、調理するのに30分以上かかることもありますが、腰のある食べ応えが持ち味です。

 インスタントグリッツに3000円は出せないと思い、他に代用できるものを探してみましたが、イタリアの白いポレンタがかなり近いので、これを使うことにしました。ポレンタは、グリッツに比べるとやや粒子が小さく、火の通りも早いので、出来上がりはインスタントグリッツに似た感じにはなります。しかし、こちらは1キロ入りで980円なので、ぼったくりのクエーカーと比べると、かなりましです。

 なお、日本でコーングリッツという呼称で売られているものは、アメリカで売られているコーンミールに近く、コーンブレッドの材料にはなりますが、アメリカ南部のグリッツの材料としては、あまりお薦めしません。

 グリッツは、粒子の大きさによって、調理時間が様々なので、パッケージの説明に従う必要があります。ポレンタを使う場合は、インスタントグリッツと同様に、かなり早く柔らかくなります。調理時間は様々ですが、調理の仕方は、ポレンタもグリッツも同じです。まず水を鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら少し火を弱めてグリッツを入れます。だまになりやすいので、よくかき混ぜます。

 少し透明になって、火が通ってきたら、牛乳を加え、さらによく混ぜます。

 最後に塩で味を調えて、バターを加えます。

グリッツ

Prep: none
Cook: 10-15 minutes
Serves: 2

  • グリッツ 又はポレンタ(白) 60 ml
  • 水 235 ml
  • 牛乳 120 ml
  • バター 大匙 1
  • 塩 適宜 
  1. 鍋に水を入れ中火にかける。沸騰したらグリッツを入れてよくかき混ぜながら、グリッツに火が通るまで煮る。
  2. 牛乳入れてよく混ぜる。塩で味を調え、最後にバターを加える。
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