Chicken and Mushroom Pasta Bake 鶏肉と茸のパスタベイク

鶏肉と茸をクリーミーなソースで和えて、パスタベイク (pasta bake)です。パスタベイクは、パスタをソースとともにキャセロールディッシュに入れて焼いたもので、アメリカの家庭料理の定番メニューです。マカロニアンドチーズを具沢山にしたもの、もしくは、大きなグラタンみたいな感じです。パスタベイクは、決まった作り方があるわけではなく、どちらかと言うと、冷蔵庫の中にある食材を、自由に組み合わせて、臨機応変に作ります。鶏肉やひき肉などの肉類をメインで作ることもあるし、シーフードを使うこともあるし、野菜だけで作ることもあります。ソースは、クリームベースのソースを使うときもあるし、トマトをベースにすることもあります。それぞれ、基本的な食材の使い方を覚えておくと、レシピのレパートリーが広がります。

鶏肉は、予め火を通したものを使います。ローストチキンなどの残りを使うことが多いですが、生の鶏肉を使う場合は、サラダチキンを作る要領で、鶏肉に火を通します。鍋に水と塩、玉ねぎやニンニク、青ネギやハーブなどの野菜を入れて、中火にかけます。沸騰したら弱火にして、鶏肉を入れます。鶏肉は、出来るだけ、低温で調理するのが、ジューシーな仕上がりするこつです。弱火で、中まで火が通るように、20分ほど加熱したのち、火を止めます。そのまま、蓋をして、スープに鶏肉を浸した状態で、鶏肉を冷まします。

鶏肉が手で触れるくらいになったら、食べやすい大きさに切りそろえます。

他の材料を用意します。ソースに加える、生クリームとプレーンヨーグルトを器に入れて、混ぜ合わせておきます。

茸は、シメジや椎茸、エリンギなど、好みのものを使います。石突をとって、食べやすい大きさに切りそろえます。玉ねぎとニンニクは、それぞれ微塵切りにします。

パスタは、パッケージの指示に従って、茹でます。パスタベイクにするときは、ペンネなどのショートパスタが使われることが多いです。パスタは、少し軟らかめに仕上げる方が、クリーミーなソースとの相性がよいです。茹で上がった後、少し、ゆで汁につけたままにして、水分をパスタが吸収するようにしておきます。パスタが硬めで、水分が少ないと、焼いている間にソースの水分をパスタが吸収してしまい、ソースのクリーミーさが無くなってしまいます。

大きめの鍋にオリーブオイルをひいて、中火にかけます。微塵切りにした玉ねぎを入れて、炒めます。

玉ねぎが半透明になったら、茸とニンニクを加えます。

茸がしんなりとするまで、炒めます。

小麦粉を加えて、さらに炒めます。

牛乳を少しずつ加えて、かき混ぜながら火を通します。

とろみがでてきたら、チーズの3分2量を加えます。残りのチーズは、トッピング用にとっておきます。

ヨーグルトと生クリームを加えて、塩と黒胡椒で味を調えます。

茹でたパスタと用意しておいた、鶏肉を加えます。

全体を混ぜ合わせます。

トッピング用のパン粉を用意します。パン粉、摩り下ろしたパルメジャーノチーズ、乾燥パセリなどのハーブ、オリーブオイルを器に入れて、かき混ぜます。

ベーキングディッシュに、パスタと鶏肉を入れて、表面をならします。残りのチーズの3分1量をのせます。

パン粉を散らします。摂氏200度に温めたオーブンで、軽く焦げ目がつくまで、40分程度焼きます。

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