Chocolate Lava Cake チョコレートラバケーキ
ラバ (lava) というのは溶岩のことです。ケーキを割ると、中身が溶岩のようにとろけるケーキという意味で、molten chocolate cakeなどと呼ばれることもあります。チョコレートラバケーキとアイスクリームの組み合わせは、バレンタインディナーのデザートメニューとしても最適です。
チョコレートラバケーキの作り方は、いくつかあるのですが、今回はお菓子作りを一年に一回しかしないという人でも、失敗なく作れて、しかもオーブントースターで作れる方法をご紹介したいと思います。
通常、ラバケーキはココット型(ラメキン)を使って、スフレを焼くように作る人が多いと思います。しかし焼き型を使うと、ひっくり返してケーキをお皿に移すときに、かなりの確率で中身が破裂してしまいます。そこで、今回は少し面倒なようですが、アルミホイルとベーキング用の紙を使って、簡易的なココット型を作ることにしました。
まず、アルミホイルを16センチくらいの幅に切って、4つ折りにします。アルミホイルは、商品によって厚さに違いがあるので、ペラペラで薄すぎるようだったら、28センチほどに切って、4つ折りにした後、さらに半分に折ります。
ベーキングシートを4センチ幅に切って重ねます。右端をホチキスで固定します。
350mlの空き缶にまきつけるようにして、リング状にします。ベーキングシートにしわがよらないように注意して、ホチキスで止めます。
底面を作ります。アルミホイルを10センチほどの正方形にきってもよいですが、お弁当箱で使うような、アルミケースを使ってもよいです。内側にベーキングシートを切ったものを貼って、ホチキスで固定します。
リングの底にあてて、側面を丸く形成した後、ホチキスで固定します。
内側にバターを塗っておきます。
ココット型が出来たら、ケーキの生地はとても簡単です。まず、チョコレートと無塩バターを耐熱容器に入れて、電子レンジで溶かします。まず500ワットの電子レンジに45秒かけます。一度取り出して中身をかき混ぜた後、再度45秒加熱します。
電子レンジにかけた後、よくかき混ぜて、チョコレートの塊がなくなったらOKです。
卵とお砂糖を入れて、泡立て器でよくかき混ぜます。もし少し風味付けをしたい場合、グランマニエなどの洋酒や、バニラエクストラクトなどを、このタイミングで小匙一杯加えます。
続いて、小麦粉を茶こしなどで篩って加えます。
泡立て器で混ぜ合わせれば、生地は完了です。
用意したココット型に、生地を注ぎます。
摂氏200度のオーブンか、強火のオーブントースターで7分程度焼きます。
ケーキの表面は固まりますが、中身は液状の状態で焼き上げます。
お皿に移して、ハサミを使って、アルミホイルとベーキングシートを取り除きます。出来るだけ熱いうちに頂く必要があるので、アイスクリームなどは一緒に添えるものは、焼き上がる前にお皿に盛り付けておくとスムーズです。
Chocolate Lava Cake チョコレートラバケーキ
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 5-10分
難易度— :★★☆
•無塩バター ————————— 65 g
•卵 —————————————- 1 個
•砂糖 ————————————– 20 g
•薄力粉 ———————————- 小匙 2
❷アルミホイルとベーキングシートで、簡易的なココット型を作る。アルミホイルを16センチ幅に切って四つ折りにして、4センチ幅の紐状にする。ベーキング用のシートを4センチ幅にきって、アルミホイルの重ねて、片方の端をホチキスでとめる。ベーキングシートを内側にして、350mlの空き缶にまきつけるようにして、リング状にして、ホチキスで止める。アルミホイルとベーキングシートを10センチ四方の正方形に切って、リングの底面になるように整形して、ホチキスで止める。
❸❷ のココット型の内側に、溶かしバター(分量外)を軽く塗っておく。
❹チョコレートと無塩バターを、耐熱のボールに入れて、500ワットの電子レンジに45秒かける。一度取り出して、よくかき混ぜたあと、再度45秒加熱して溶かす。
❺❹ のチョコレートに卵、砂糖を加えて、よくかき混ぜる。
❻❺ 小麦粉を篩いにかけて加えて、よくかき混ぜる。
❼❻ をココット型に入れる。温めておいたオーブンで7分程度加熱する。