Creamy Apple Crumble Tart 林檎のクランブルタルト

クリーミーなカスタードクリームと林檎をフィリングにして、そぼろ状のクランブルトッピングを添えた、フランス風のタルトです。タルト生地とクランブルトッピングを、同じ生地で作る、とても合理的なタルトです。フィリングに使うカスタードは、卵の量を控えめにし、ミルクが多く、クリーミーな優しい味わいで、林檎の甘酸っぱさがよくマッチします。シナモンやキャラメルソースを使った、アメリカ式のクランブルケーキとは異なり、とても上品で優しい味わいのタルトです。

最初に、タルトとクランブルの両方に使う、生地を作ります。生地は、材料を混ぜ合わせていくだけなので、とても簡単です。小麦粉とベーキングパウダーを篩にかけます。

ボールに卵と植物油、砂糖を入れて、軽く混ぜ合わせます。植物油は、無味無臭のものなら、何でもいいです。

溶かした無塩バターを加えます。

篩にかけた粉類を入れて、全体をさっくりと混ぜ合わせながら、生地をまとめます。

粉っぽさがなくなってきたら、ラップに包んで円形に成形します。

生地の150グラムをクランブル用にとりわけて、残りの生地を平たい円盤状にします。

クランブル用の生地は、簡単に丸めてから、ラップにくるんで、冷凍庫に入れて、冷やしておきます。

タルト用の生地は、ケーキ型と同じくらいの大きさに伸ばします。

軽くバター (分量外) を塗ったケーキ型に、タルト生地を敷き詰めます。ケーキ型は、底が抜けるタイプのものを使います。側面にも生地をのばして、高さ2センチ程度のタルト型に成形します。

林檎を準備します。林檎は皮をむいて、種をとり、大きめの角切りにします。フライパンに林檎、レモンの果汁、砂糖を入れて、中火にかけます。

時々かき混ぜながら、林檎がしんなりとするまで火を通します。

カスタードを作ります。牛乳、卵黄、砂糖、コーンスターチを中火にかけます。焦げ付かないように注意して、鍋底をよくかきまぜながら、とろみがでてくるまで、火を通します。

とろっとしてきたら、マスカルポーネチーズを入れて、さらに混ぜ合わせます。マスカルポーネの代わりに、クリームチーズを使っても構いません。チーズが溶けたら、火を止めます。

林檎を加えて、カスタードクリームと混ぜ合わせます。

用意しておいたタルト型に、カスタードクリームを入れて、表面を平に整えます。

冷凍庫で冷やしておいたクランブル用の生地を、チーズを摩り下ろすグレイターで摩り下ろして、そぼろ状にします。タルトの表面にトッピングして、表面を整えます。摂氏180度に温めたオーブンで、表面に軽く焦げ目がつくまで、35分から40分程度焼きます。

焼き上がったら、触れるくらいになるまで冷まします。

平な器に移して、好みで粉砂糖をふりかけます。

焼き立ては、クリームが軟らかいので、少しさめてから切り分けます。

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