English Muffins ホシノ天然酵母でイングリッシュマフィン
マフィンの語源はドイツ語のmuffenにあり、その意味は “little cake” だそうです。アメリカでマフィンと言えば、小さなクイックブレッドで、イースト菌を使わないで、マフィン型で小さく焼き上げるものです。日本でも、スターバックスなど、アメリカ資本企業が広めたことによって、おなじみになりました。一方、イギリスでマフィンと言えば、日本でもアメリカでも、平たい円形のイーストブレッドです。おもしろいことに、イギリスでは、アメリカ式のマフィンのことは、American Muffins とか US-Style muffins とか 呼ばれてます。
イングリッシュマフィンは、エッグベネディクトなど、朝食用のパンとして、アメリカでは定着しています。フォークを使って、2つにスライスして、軽くトーストすることが多いです。オーブンに入れる前に、フライパンやグリルパンで両面を焼き、表面に焦げ目をつけるのが、イングリッシュのマフィンの特徴です。家庭でも簡単に作ることが出来、作りやすいパンだと思います。
私はいつもパンを作るときにホシノの天然酵母を使っているので、今回もホシノ天然酵母を使って、イングリッシュマフィンを作ります。
ホシノ天然酵母は、25グラム分を生地起こしして使用します。生地起こしの方法は、こちらを参照してください。生地起こししたホシノ天然酵母を35度から40度のぬるま湯を加えて、300mlに調整します。さらに蜂蜜を少量加えて、混ぜ合わせます。
ボールに強力粉と塩を入れて、軽く混ぜ合わせた後、天然酵母を混ぜ合わせたぬるま湯を加えて、生地を一つに混ぜ合わせます。その後15分程度、生地をよく捏ねます。
さらにバターを加えて、練りこんでいきます。
生地の表面がなめらかになったら、バターを塗ったボールに入れて発酵させます。生地の表面が乾かないように、軽く霧吹きで水をかけてから、ラップをしておきます
二倍くらいに膨らんだら、一次発酵は完了です。
空気を抜いて、生地を8等分にします。一つ一つを小さくまるめて、20分程度おきます。
丸めた生地を平たくつぶすようにして整形します。円形の型をつかってくりぬいて整形する方法もあるのですが、型抜きを使わない方が簡単で、失敗が少ないと思います。コーンミールを表面にまぶしておきます。暖かい室内において、二次発酵させます。
フライパンやグリルパンを熱して、生地の両面に軽く焦げ目をつけます。あまり焼きすぎると、硬くなるので注意します。
摂氏200度に熱したオーブンで15分程度焼けば出来上がりです。
焼き上がったら、ラックの上で冷まします。
English Muffins ホシノ天然酵母でイングリッシュマフィン
加熱時間 :ガスコンロの上で12-15分 + 摂氏 180度のオーブンで 12-15分
難易度— :★★☆
•水 —————————————- 180 ml
•蜂蜜 ————————————– 大匙
•強力粉 ———————————- 460 g
•バター ———————————- 大匙 2
•塩 —————————————- 小匙 1
•コーンミール(黄) —————- 30 g
❷強力粉と塩をよく混ぜ合わせ、❶ の生種を加えて混ぜ合わせる。粘り気が出るまで、よく混ぜ合わせる。生地が一つにまとまったら、バターを加えて、さらによくこねる。
❸生地がなめらかな状態になり、ボールや手につかないようになったら、生地を丸く整える。軽く霧吹で水をかけて、ボールにラップをする。温かい室内において、生地の容量が焼く2倍になるまで、発酵させる。
❹発酵した生地をおしつぶして、空気を抜く。生地を8等分にして丸め、20分ほどねかせる。
❺分割した生地を平たい円形に整形して、コーンミールをしいた鉄板に十分な間隔をあけて並べる。両面に軽くコーンミールをまぶし、温かい室内に15分程度おいて、発酵させる。
❻オーブンを摂氏200度に温める。
❼温めたオーブンで、15分程度、中まで火が通るまで焼く。焼きあがったら、ラックの上で冷ます。