Fried Chicken Sandwich フライドチキンサンド
アメリカ南部には、KFCのように、フライドチキンをメインに売っているファーストフード店がいくつかあり、どこもフライドチキンをバンズに挟んだサンドウィッチを主力な商品にしています。ある意味、フライドチキンのサンドウィッチは、ハンバーガー以上に、身近なものです。
このチキンサンドウィッチは、クレオールスパイスを使って、少しスパイシーな味付けにしています。好みによって、具材を変えてみたり、もっとシンプルなマヨネーズのみで食べても、もちろん美味しいです
まず、フライドチキンを作ります。鶏むね肉を半分に切って、卵、牛乳、水、スパイス、塩をまぜた卵液に、30分以上漬け込みます。好みさらにスパイシーなチキンにしたいときは、このマリネ液にホットソースを加えます。
衣に使う粉を用意します。小麦粉、ベーキングパウダー、スパイスをよく混ぜ合わせておきます。ベーキングパウダーを少量加えると、よりクリスピーな衣になります。
卵液につけた鶏肉を、よく水気をきってから、小麦粉をまぶします。余分な小麦粉をはたいておとしてから、もう一度軽く卵液に浸します。この作業を繰り返して、衣をしっかりとつけていきます。
卵液につけた鶏肉に、小麦粉をまぶし、中温の油でじっくり揚げます。大きな、空揚げをあげるような感じです。
揚げあがったチキンは、ラックの上にあけて、よく油をきっておきます。
ソースの材料を混ぜ合わせます。
一緒に挟む野菜を準備します。今回はレタスとトマトを使います。
鶏肉が分厚すぎる場合は、スライスしておきます。
バンズは半分に切って、軽くトーストするか、グリルで焼きます。
バンズにソースを軽く塗ります。
野菜を挟みます。
スライスした鶏肉を挟みます。
バンズをかぶせて、出来上がりです。
【 材料 4 人前】- 鶏胸肉 2 枚
- クレオール スパイス 大匙 3
★
Creole Spice: ケージャン スパイスとも言われる。ルイジアナ州の料理を象徴する独特のミックススパイス。
- 塩 大匙 1
- 卵 1 個
- 水 120 ml
- 牛乳 235 ml
- 薄力粉 260 g
- ベーキングパウダー 小匙 1
- 植物油(揚げ油)
- レタス ¼ 玉
- トマト(中) 2 個
- バーガー用バンズ 4 個
ソース
- マヨネーズ(ビン詰のもの) 80 ml
- ケチャップ 大匙 2
- クレオール スパイス 大匙 1
★
Creole Spice: ケージャン スパイスとも言われる。ルイジアナ州の料理を象徴する独特のミックススパイス。
- 蜂蜜 大匙 1
- ディジョン マスタード 大匙 1
★
Dijon Mustard: 酸味が強いフランス風のマスタード。黒いマスタード シードを原料にしている。サラダのドレッシングに加えられることが多い。
- 牛乳、水、クレオールスパイス大匙2杯、塩、卵をボールに入れて混ぜ合わせる。
- 鶏肉を半分に切って、1. の卵液に30分以上つけておく。
- 平らな大きめの容器に、薄力粉、ベーキングパウダー、クレオールスパイス大匙1杯を、よく混ぜ合わせておく。
- 大きめのフライパンか中華なべに揚げ油を入れて、摂氏180程度に熱する。
- 2. の鶏肉を3. の小麦粉にまぶして、4. の油で鶏肉を揚げる。鶏肉の両面に軽い焦げ目がついて、中まで火が通るまで、じっくりと揚げる。
- ソースの材料を全て混ぜ合わせる。
- バンズは半分に切って、軽くトーストしておく。
- バンズにソース、レタス、鶏肉、トマト、さらにソースをのせて挟む。
Creole Spice クレオール スパイス
- パプリカ 小匙 1 ½
- カイエンヌ ペッパー 小匙 2
- 黒胡椒 小匙 1
- 白胡椒 小匙 1
- ガーリック パウダー 小匙 2 ½
- オニオン パウダー 小匙 1 ½
- オレガノ 小匙 1
- タイム(乾燥) 小匙 1
- 黒胡椒、白胡椒、オレガノ、タイムをフード プロセッサーに入れて粉状にする。さらにパプリカ、カイエンヌ ペッパー、ガーリックパウダー、オニオンパウダーなど粉状のスパイス類を混ぜ合わせる。
Buns ホシノ天然酵母でバンズ
- ホシノ天然酵母(生種起こしをしたもの) 25 g
- 水 120 ml
- 牛乳 235 ml
- 蜂蜜 小匙 1
- 強力粉 460 g
- バター 大匙 4
- 塩 小匙 1
- ブルー ポピーシード(麻の実)又は 白ごま 適宜 大匙 1
- 生種起こしをしたホシノ天然酵母に、35度に温めた水を加えて、240mlになるように調整する。さらに、蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせる。
- 強力粉と塩をよく混ぜ合わせ、1. の生種と2. の牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせる。粘り気が出るまで、よく混ぜ合わせる。
- 生地がなめらかな状態になり、ボールや手につかないようになるまで、力強くこねる。生地がなめらかな状態になったら、バターを加えてさらによくこねる。
- 生地を丸く整えたら、軽く霧吹で水をかけて、ボールにラップをする。温かい室内において、生地の容量が焼く2倍になるまで、発酵させる。
- 発酵した生地をおしつぶして、空気を抜く。生地を60グラムから90グラムごとに分割して、20分ほどねかせる。
- 分割した生地を円形に整形して、ベーキングシートなどをしいた鉄板に十分な間隔を開けて並べる。表面に霧吹きで水をかけて、温かい室内において、発酵させる。
- オーブンを摂氏190度に温める。
- 成形した生地の表面に、好みでポピーシードや白ごまを振りかける。
- 温めたオーブンで、20分から25分程度、中まで火が通るまで焼く。焼きあがったら、ラックの上で冷ます。
Homemade Mayonnaise 自家製マヨネーズ
- 植物油 235 ml
- 卵黄 1 個
- 卵 1 個
- りんご酢 大匙 1
- ディジョン マスタード 小匙 1
★
Dijon Mustard: 酸味が強いフランス風のマスタード。黒いマスタード シードを原料にしている。サラダのドレッシングに加えられることが多い。
- 塩 適宜
- 全卵と卵黄、マスタード、りんご酢をボールに入れて軽く混ぜる。
- 植物油を大匙一杯程度加えながら、泡立て器で攪拌する。焼くまぜったら、さらに植物油を大匙一杯程度いれて、しっかりとまぜる。この作業を繰り返しながら、卵を乳化させ、全体が白っぽくとろみがつくようにする。
- 最後に塩で味を軽く整える。