
Coleslaw コールスロー
コールスローの語源はオランダ語のkoolslaにあり、その意味はキャベツサラダです。キャベツをメインにしたサラダ全般を指し、一般的なのはマヨネーズベースのドレッシングであえたものですが、ビネグレッドであえたキャベツサラダも同様に、コールスローで呼ばれることが多いです。
キャベツは胃腸の働きを助けるビタミンUが豊富で、胃腸薬のキャベジンの語源にもなっています。とんかつなどの肉料理の付け合わせには最強で、アメリカでもフライドチキンやBBQとともに、サイドディッシュで添えられることが多いです。キャベツを使ったコールスローサラダは、様々なレシピがありますが、少し甘めのマヨネーズベースのサラダが、アメリカ南部では一般的です。KFCのサイドメニューの一つにもなっています。

キャベツは、チーズをおろす、グレイターを使って摩り下ろす人が多いように思います。今回は、KFCのように、少し粗目の微塵切りにしています。どのような切り方をしてもかまわないのですが、出来るだけ全ての野菜は大きさをそろえた方が、食べやすいし、見た目もきれいです。

塩、胡椒、セロリーシードを加えます。セロリーシードは独特な香りがあり、これを入れるとアメリカのサラダらしくなるのですが、入れすぎると苦みが強くなるので注意します。

マヨネーズ、ヨーグルト、蜂蜜、ディージョンマスタードを入れます。蜂蜜の量は好みで加減してください。ヨーグルトを加えているので、通常の作り方よりかは、少し軽い仕上がりになっています。マヨネーズは日本のものではなくて、瓶詰タイプのものがお薦めです。

全ての材料をよく混ぜ合わせます。作った後、少し冷蔵庫で冷やすと、全体的に味がなじんで食べやすくなります。


- キャベツ(中) ½ 玉
- 人参(小) 1 本
- 玉ねぎ(中) ¼ 個
- マヨネーズ(ビン詰のもの) 60 ml
- プレーンヨーグルト 60 ml
- 蜂蜜 大匙 1
- ディジョン マスタード 大匙 ½
★
Dijon Mustard: 酸味が強いフランス風のマスタード。黒いマスタード シードを原料にしている。サラダのドレッシングに加えられることが多い。
- りんご酢 大匙 1
- 塩 適宜
- 黒胡椒 小匙 ½
- セロリシード 小匙 ¼
★
Celery Seeds: セロリの種。サラダのドレッシングなどに加えられる。
- キャベツ、人参、玉ねぎはみじん切りにする。
- マヨネーズ、サワークリーム、ディジョン マスタード、りんご酢、塩、胡椒、セロリシードをよく混ぜ合わせる。
- 1.の野菜を2.のドレッシングでよくあえる。
Homemade Mayonnaise 自家製マヨネーズ
- 植物油 235 ml
- 卵黄 1 個
- 卵 1 個
- りんご酢 大匙 1
- ディジョン マスタード 小匙 1
★
Dijon Mustard: 酸味が強いフランス風のマスタード。黒いマスタード シードを原料にしている。サラダのドレッシングに加えられることが多い。
- 塩 適宜
- 全卵と卵黄、マスタード、りんご酢をボールに入れて軽く混ぜる。
- 植物油を大匙一杯程度加えながら、泡立て器で攪拌する。焼くまぜったら、さらに植物油を大匙一杯程度いれて、しっかりとまぜる。この作業を繰り返しながら、卵を乳化させ、全体が白っぽくとろみがつくようにする。
- 最後に塩で味を軽く整える。