Hash Brown Egg Nests ハッシュブラウンエッグネスト

鳥の巣のように、丸く焼き上げたハッシュブラウンに、半熟の卵を入れて焼き上げる、ハッシュブラウンエッグネスト (hash brown egg nests) です。じゃが芋のほっこりとした味わいと、クリスピーな歯ごたえ、とろりとした黄身が混ざり合って、ボリュームのあり、とても満足感が得られます。

ハッシュブラウン (Hash Brown) は、ジャガイモをグレイターなどで細かく刻んで、かりかりとした食感を残すように調理したもので、アメリカの朝ごはんでポピュラーなサイドディッシュです。冷凍のハッシュブラウンで作ってもいいですが、日本ではなかなか入手できないので、じゃが芋から作っています。

じゃが芋は、皮をむいて、軽く茹でます。じゃが芋が浸るくらいの水を鍋に入れて、中火にかけます。沸騰したら火を止めて、予熱で2分程度火を通します。後でフライパンで焼くので、完全に火を通す必要はありません。じゃが芋を軽く下茹ですることによって、じゃが芋の灰汁がでないようにする効果もあります。じゃが芋は、小さめのものなら6個、大きいじゃが芋なら4個程度使います。

粗熱をとって、手で触れるくらいに冷めたら、グレイターで細かくします。グレイターがない場合は、包丁で千切りにします。

塩、黒胡椒、コーンスターチを加えて、軽く混ぜ合わせます。じゃが芋の品種によって、ねっとり感が違うので、コーンスターチの量は加減してください。コーンスターチの代わりに、片栗粉でも構いません。

大きめのフライパンに、オリーブオイルとバターを入れて、中火にかけます。

バターが溶けたら、火を弱めて、じゃが芋を4等分して、パンケーキのように、円盤状にして焼きます。

真ん中に窪みを作って、ドーナツ型にします。

じゃが芋の窪みに卵を割り入れます。予め、小さな小皿に卵を割ってから、じゃが芋の窪みに卵を落とすようにすると、失敗しません。

黄身の上に、細かくしたチーズをのせます。チーズが溶けて、卵の黄身が固まるまで、弱火で火を通します。蓋をすると、早く火が通りますが、黄身の色を黄色く残したい場合は、蓋をしないで、焼きます。

塩、黒胡椒、パプリカをふりかけます。最後に、刻んだイタリアンパセリなどのハーブを散らします。

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