Hash Browns Casserole ハッシュブラウンキャセロール

ハッシュブラウン (hash brown) をクリーミーなソースを添えて仕上げたキャセロールです。ハッシュブラウンは、千切り状にしたジャガイモを焦げ目がつくように焼いた料理で、アメリカの朝ごはんの定番メニューです。アメリカでは、冷凍でハッシュブラウン用のポテトが手に入るので、ハッシュブラウンを使った、数多くレシピがあります。ハッシュブラウンを使ったキャセロールディッシュも、いろいろなレシピがありますが、キャンベルスープの缶詰を使ったり、市販されている加工品を再利用するものが多いです。今回のレシピは、フレッシュなじゃが芋を摩り下ろしてハッシュブラウンを作り、玉ねぎや人参などの野菜を使って、クリームベースのソースを作っています。野菜中心の優しい味わいですが、チーズがたっぷりと入っているので、とても満腹感をえられます。

ハッシュブラウンをフレッシュなじゃが芋を作る場合、私は最初にじゃが芋を軽く下茹でしてから、グレイターで摩り下ろしています。この方法だと、比較的短い時間で、楽につくることが出来ます。

じゃが芋はよく洗って、皮をむいてから、茹でます。鍋に入れて、水と塩、じゃが芋を入れて、中火にかけます。沸騰したら火を止めて、蓋をして、3分ほど予熱で蒸らします。じゃが芋は、完全に火を通す必要はありません。

チーズを摩り下ろす、グレイターでじゃが芋を摩り下ろします。

摩り下ろしたじゃが芋を水に入れて、軽くさらして、灰汁をぬきます。

笊にあけて水気を切ります。手で軽く絞るようにして、余計な水気をきっておきます。

他の野菜を用意します。玉ねぎ、セロリ、人参、ピーマンをそれぞれ、微塵切りにします。ニンニクも細かい微塵切りにします。イタリアンパセリや青ネギなどのハーブも、葉の部分を微塵切りにします。パセリや青ネギの代わりに、セロリの葉を少量刻んでいれてもOKです。野菜は玉ねぎだけでもいいし、椎茸などのマッシュルームを刻んでいれてもいいと思います。

鍋にオリーブオイルをひいて中火にかけて、微塵切りにした野菜を炒めます。

野菜がしんなりとしてきたら、微塵切りにしたニンニクを加えます。

小麦粉を入れて、よく炒めます。

塩、黒胡椒、ナツメグで軽く味をつけます。

牛乳とチキンブロスやベジタブルブロスを入れて、かき混ぜながら、火を通します。ブロスがない場合は、牛乳だけで仕上げても美味しいです。

とろみがでてきたら、火を止めます。

用意したじゃが芋と、チーズの半量を加えます。残りのチーズは、トッピング用に残しておきます。

油を少量塗ったベーキングディッシュに、具材を流しいれます。

トッピング用のパン粉、オリーブオイル、ハーブの微塵切りを器に入れて、全体をかき混ぜます。

残しておいたチーズ、トッピング用のパン粉を表面に散らします。

摂氏180度に温めたオーブンで、軽く焦げ目がつくまで、30分程度焼きます。

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