Hoagie Rolls ホシノ天然酵母でホーギーロール

ホシノ天然酵母で作る、アメリカのサンドイッチ用のパン、 ホーギーロール (hoagie roll) です。ホーギーロールは、ペンシルバニア州フィラデルフィア地域のローカルなパンで、フィラデルフィアのチーズステーキサンドイッチを作るときに、使われるパンです。ホーギーロールの見た目は、小型のフランスパンで、表面にクーペを入れて、外側はパリッとクリスピーに焼き上げます。その一方で、フランスパンが油脂を入れないで、小麦粉と水、塩だけでしあげるのに対して、ホーギーロールの生地には、牛乳やオリーブオイル、砂糖などの油脂が含まれており、バンズの作り方と似ています。まさに、フランスパンとアメリカのサンドイッチ用のバンズとの、中間みたいなパンです。さらに、ホーギーロールの表面は、卵などを使って艶出しをし、コーンミールをまぶして焼く、などの特徴があります。

ホーギーロールの食感は、サブウェイのパンととてもよく似ています。フィラデルフィア風のサンドイッチはもちろん、あらゆる種類のサンドイッチに向いているパンです。一般的なホーギーロールの大きさは、サブウェイのサンドイッチ用のパンと同じくらいで、かなり大きいです。一つのホーギーロールで、二人分のサンドイッチが作れるくらいのものが主流です。今回作ったのは、やや小ぶりのホーギーロールで、ドトールのサンドイッチ用のパンを、少し大きくしたくらいの大きさです。

やや小ぶりのホーギーロールを6本つくるのに、ホシノ天然酵母は、25グラム分を生地起こしして使用します。生地起こしの方法は、こちらを参照してください。

生地起こししたホシノ天然酵母を35度から40度のぬるま湯を加えて、120mlに調整します。さらに、天然酵母が発酵しやすいように、蜂蜜を少量まぜておきます。牛乳は180mlに計量しておきます。牛乳も40度くらいに温めておくと、発酵しやすくなります。

小麦粉は400グラム使いいます。強力粉と塩を計量して、軽く混ぜ合わせます

用意しておいた天然酵母と牛乳を加えてよく混ぜます。

生地が一つにまとまったら、オリーブオイルを加えます。

スタンドミキサーにセットして、生地を捏ねます。

表面が滑らかな感じになり、ボールの側面に生地があまりつかなくなれば、OKです。生地を丸めて、生地が乾燥しないように、軽くオリーブオイルを塗っておきます。ラップをして、温かい室内において、一次発酵させます。

生地が2倍程度に膨らんだらOKです。

生地を６当分して、軽く丸めます。一つ当たり、約110グラムになりました。一次発酵したばかりの生地は、整形しないので、そのまま20分くらいねかせておきます。もし、大きなホーギーロールを作る場合は、生地を4当分して、同様に成形します。

麺棒を使って、生地を長方形にのばします。

くるくると丸めて、つなぎ目を押さえます。

鉄板にベーキング用の紙をひいて、均等に間隔をあけて並べます。

軽く霧吹きで湿らせてから、温かいところにおいて。発酵させます。生地が倍くらいになったらOKです。

卵と大匙1杯の水を器に入れて、よく混ぜ合わせます。卵液を刷毛で塗ってから、表面にコーンミールをトッピングします。カッターなどを使って、生地にクーペを入れます。

摂氏200度に温めたオーブンで25分程度焼きます。オーブンの壁面に霧吹きで水をかけて、庫内に蒸気を発生させるようにします。

焼き上がったら、ラックの上で冷まします。

ブログランキングに参加しています。
沢山の応援ありがとうございます(^^)/