Homemade Apple Cider 自家製アップルサイダー
アップルサイダー (apple cider) とは、林檎の果実を煮詰めて作る、濃厚な林檎ジュースのような飲み物です。アップルサイダーを発酵させると、シードルようなお酒になるし、さらに発酵を進めて酸化させると、林檎酢 (apple cider vinegar) になります。アップルサイダーは、アメリカでもスーパーなどではあまり見かけませんが、林檎の季節になると、ファーマーズマーケットなどで、沢山売られています。アメリカの一般的な林檎ジュースは、林檎の蜜だけを抽出したような、透明なシロップのような仕上がりなのに対して、アップルサイダーは、林檎の果実そのもののうま味が、凝縮されているような感じで美味しいです。
アップルサイダーを自宅で出来るだけ簡単に手作りできるようにしたのが、このレシピです。4時間程度、弱火で煮詰める必要があるので、時間はかかりますが、作り方自体は難しくありません。出来上がったアップルサイダーは、そのまま飲んでもよいし、サングリアなどのカクテルに加えたり、ドーナッツなどのベーキングにしたり、アップルパイやアップルクランブルなどのデザートに使ったりすることが出来ます。
材料は、林檎を7個ほど、みかんを小さめのものを2個、大きめのオレンジなどを使う場合は1個、生姜の薄切り、クローブ、シナモンスティック、八角などのスパイスを少量使います。
林檎もオレンジも皮ごと使います。鍋に入れやすいように、適当な大きさに切っておきます。全ての材料を鍋に入れて、その倍量ぐらいの水を注ぎます。蓋をして、中火にかけて、沸騰したら、弱火にします。林檎もオレンジも、水に浮いてきてしまうので、満遍なく水に浸るように、一回り小さいお鍋の蓋をつかって、落し蓋をするようにして、煮詰めていきます。
林檎が煮崩れて、全体が半分ぐらいの量になれば出来上がりです。
全ての材料を、シノワのような目が細かい笊や、医療用ガーゼのような目の粗い布を使って、水分だけをこします。
冷やして飲んでもいいし、少し温めて飲んでも美味しいです。もし甘みがさあに欲しい場合は、少量のお砂糖や蜂蜜を添えてもいいと思います。
【 材料 1500 ml】- りんご(中) 7 個
- オレンジ 1 個
- 生姜 (薄切り) 1 枚
- シナモンスティック 2 本
- クローブ 5 粒
- 八角 1 個
- 林檎とみかんは皮ごと4当分ぐらいに切る。
- 全ての材料を鍋に入れて、倍量ぐらいの水を灌ぐ。中火にかけて、沸騰したら弱火にして、落し蓋をする。林檎が煮崩れて、半分ぐらいに煮詰まるまで、4時間程度煮る。
- 目の細かいざるか布を使って、煮汁だけをこす。