Kumquat Scones 金柑スコーン
金柑は、皮を主に食べる柑橘類で、砂糖漬けにしたりマーマレードにしたりすることが日本では多いです。この金柑をベーキングに使うと、皮の苦みもなく、オレンジの香り豊かに残ります。今回はアメリカ式のスコーンにしてみました。ほかにクランベリーなどのドライフルーツを入れたり、チョコレートチップを入れたりしても合います。好みで粉砂糖を使ったアイシングで飾りつけをしてもいいでしょう。
作り方は、まず、金柑を角切りにして用意しておきます。種が入っているので、切りながら、種をきれいにとりのぞきます。
あとは、普通のスコーンと作り方は同じです。まず、小麦粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖をボールに入れて混ぜ合わせます。つづいて、細かくきった無塩バターを練りこんでいきます。
バターの粒がなくなったら、金柑と摩り下ろしたオレンジの皮を加え、軽く混ぜ合わせます。
別のボールでオレンジジュースと卵をよく混ぜ合わせてから、生地に少しずつ加えていきます。
生地の粉っぽさがなくなったらOKです。金柑の水分があるので、水分は少な目にしあげます。全ての卵液を加える必要はないので、加減しながら入れてください。卵液が余ったら、焼く前にスコーンの表面に塗るようにすると艶出しになります。
生地は大きめの業務用のラップにくるんで整形すると楽です。直径20センチの円形に仕上げます。
生地を放射状に8等分します。スケッパーなどを使い、少し粉をつけながら整形すると楽です。
パラフィン紙などを敷いた鉄板にならべます。摂氏200度のオーブンで15分程度焼けば出来上がりです。
Prep: 25 minutes
Bake: 12-15 minutes
Makes: 8 pieces
- 薄力粉 230 g 又は 中力粉 210 g
- 砂糖 大匙 2
- ベーキングパウダー 小匙 2 ½
- 塩 小匙 ¼
- 無塩バター 75g
- 金柑 150 g
- オレンジの皮(摩り下ろす) 小匙 1
- オレンジ ジュース 60 ml
- 卵 1 個
- 金柑は種をとりながら、5ミリ程度の角切りにする。
- 小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩をよくまぜあわせる。
- 2.の粉類と細かく刻んだバターを、生地がしっとりした感じになるまでよく混ぜ合わせる。
- 3.の生地に摩り下ろしたオレンジの皮、金柑を混ぜる。
- オーブンを400F°(205C°)に温める。
- オレンジジュースと卵を別のボールで混ぜ合わせてから、4.に少しずつ加え、生地を一つにまとめる。
- 5.の生地をラップにはさんで、直径約8インチ(20.32cm)の円形に整形した後、よく切れる包丁で8等分にする。
- 6.をパラフィン紙を敷いた鉄板に並べ、軽く焦げ目が付くまで、12分~15分焼く。