Lemon Pepper Chicken レモンペッパーチキン

レモンと黒胡椒の風味をきかせて、鶏胸肉を焼いてから、濃厚なソースを絡めて頂く、レモンペッパーチキン (lemon pepper chicken) です。レモンペッパーと呼ばれる、レモンの皮を乾燥したものと、黒胡椒をベースにして作る、ミックススパイスを使うことから、この名前で呼ばれています。このレシピは、レモンペッパーではなく、フレッシュなレモンを使っています。濃厚なソースとともに、パスタやマッシュポテト、炊いたお米などを添えて頂きます。

鶏肉は脂身の少ない胸肉を使います。フライパンで短時間で調理するため、水平方向に包丁を入れて、半分の厚さに切っておきます。

スパイスと塩、レモンの皮を混ぜ合わせて、衣をつくります。レモン1個分の皮をグレイターで摩り下ろしたもの、ガーリックパウダー、黒胡椒、塩、片栗粉を底の浅い容器に入れて、よく混ぜ合わせます。アメリカのレシピでは、アロールートパウダー (Arrowroot powder) と呼ばれる、クズウコンなどの地下茎から得られるでんぷんを使うものが多いです。片栗粉や、コーンスターチ、小麦粉などで代用してもかまいません。片栗粉がもっとも入手しやすく、また唐揚げのようなパリッとした歯触りに衣が仕上がるので、使いやすいです。

薄切りにした鶏肉を入れて、衣を薄くまぶします。

大きめのフライパンにオリーブオイルをひいて、鶏肉を焼きます。片面を2分程度焼いたら、ひっくり返して、反対側も焼きます。

軽く焦げ目がついて、しっかりと中まで火が通るまで焼きます。

焼き上がったら、一度鍋から取り出します。

同じフライパンに、水、バター、摩り下ろしたニンニク、レモンの果汁1個分を入れて、かき混ぜます。水のかわりに、白ワインやチキンブロスを使うとより風味が濃くなります。ただし、レモンやニンニクの味が効いているので、水で作っても十分美味しいです。

ふつふつと沸騰してきたら、鶏肉を鍋にもどして、ソースを絡めます。

器に鶏肉も盛り付けて、ソースをかけます。レモンの薄切りと、微塵切りにしたハーブを散らします。

好みで、スパゲッティーなどのパスタ、マッシュポテト、炊いたお米などを添えます。

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