Matcha Cream Cheese Flan 抹茶クリームチーズフラン
抹茶とクリームチーズを加えて作るフランです。フラン (flan) は、スペイン語やフランス語で、日本で「カスタードプリン」と呼ばれている 、卵と牛乳でつくる、シンプルなお菓子です。砂糖をキャラメル状にした、キャラメルソースをトッピングします。日本のプリンは、一人用の小さな器で作るのが主流ですが、フラン発祥の地、ヨーロッパでは、大きなケーキ型で焼くものが多いです。アメリカで焼かれるフランは、クリームチーズを加えて、少し硬めに作ることが多いです。
クリームチーズを加えたフラン、軟らかなクリームチーズのような口当たりで、ミルクだけで作るフランよりも、少し濃厚です。加熱しすぎて、失敗することもなく、とても作りやすいです。自家製のクリームチーズを使っても、市販のクリームチーズと、同様に作ることができます。
抹茶のフランは、鮮やかな緑色と、抹茶の風味を楽しむことができます。このレシピでは、少量のほうれん草を加えて、彩を補っています。抵抗がある人は、ほうれん草は省略してもかまいません。実際には、抹茶の風味の方が勝っているので、ほうれん草の味わいは感じません。
最初に、キャラメルソースを作ります。砂糖と少量の水を鍋に入れて、中火にかけます。
沸騰したら、火を弱めて、鍋を時々ゆらしながら、茶色くなるまで、加熱していきます。
飴色になったら、火を止めます。予熱でも火が通るので、少し薄めの色あいで火を止めることがポイントです。
キャラメルソースが熱いうちに、ケーキ型に入れて、ケーキ型を傾けながら、キャラメルソースが満遍なく広まるようにします。
カスタード生地を作ります。自家製のクリームチーズを使っているので、最初に水切りしたチーズと乳清 (ホエー) を少量加えて、クリームチーズだけを攪拌します。クリームチーズがなめらかになったら、エバミルクと、細切りにしたほうれん草を入れて、再度、攪拌します。市販のクリームチーズを使う場合は、室温でもどして軟らかくしたクリームチーズと、エバミルク、ほうれん草を入れて、ミキサーを回します。
ほうれん草がピューレ状になったら、OKです。
抹茶を用意します。摂氏60度くらいのぬるま湯と抹茶を器に入れて、茶筅でかき混ぜます。
ボールに、ピュレ―状にしたクリームチーズとエバミルク、抹茶、コンデンスミルク (加糖) 、卵を入れて、混ぜ合わせます。
笊でこしてから、用意しておいた、ケーキ型に注ぎます。
ケーキ型より、一回り大きなロースティングパンに、ケーキ型をのせて、アルミホイルをかぶせます。ロースティングに熱湯を注ぎます。摂氏180度に温めたオーブンで、カスタード生地が固まるまで、45分から50分程度加熱します。
焼き上がったフランは、粗熱をとってから、冷蔵庫の中でよく冷やしておきます。切り分ける時は、キャラメルソースが固まっているので、熱湯に少しだけケーキ型をつけて、ソースを溶かしておきます。さらに、側面の生地が、焼き型にくっついているので、ケーキ型の側面に、ナイフを刺して、生地が外れやすいようにしておきます。
平たいお皿をかぶせてから、ひっくり返すようにして、盛り付けます。
Matcha Cream Cheese Flan 抹茶クリームチーズフラン
加熱時間 :摂氏 180度のオーブンで 45-50分
冷却時間 :6時間
難易度— :★★☆
キャラメルソース
•砂糖 ————————————– 120 g
•水 —————————————- 大匙 3
プリン
•エバミルク(無糖) —————- 400 g
•コンデンスミルク (加糖) —– 200 g
•クリームチーズ ——————- 200 g
•ほうれん草 ————————— 90 g
•卵 —————————————- 4 個
•製菓用抹茶 ————————— 30 g
•ぬるま湯 —————————— 60 ml
❷キャラメルソースをケーキ型に入れて、ケーキ型を傾けながら、表面を平にする。
❸オーブンを摂氏180度に温める。
❹ミキサーもエバミルクとクリームチーズ、細切りにしたほうれん草を入れて、攪拌する。
❺器に抹茶とぬるま湯を入れて、茶筅でかき混ぜて、抹茶と溶かす。
❻ボールに、❹ のクリームチーズとエバミルク、❺ の抹茶、コンデンスミルク、卵を加える。卵を泡立てないように、全体を軽く混ぜる。
❼カスタード液を笊でこしながら、❷ のケーキ型に流し入れる。ロースターパンにケーキ型をおいて、ケーキ型の周囲に熱湯をそそぐ。
❽温めたオーブンで、カスタード液が固まるまで、45分から50分程度焼く。