Oven-Baked Fried Chicken オーブンで焼くフライドチキン
オーブンで焼いて作る、揚げないフライドチキンです。伝統的なアメリカ南部のフライドチキンは、鉄の鍋に多めの油を入れて、しっかりと時間をかけて、揚げます。お肉はジューシーで、衣がかりっとしているフライドチキンの美味しさは捨てがたいのですが、揚げ物を家で作るのは大変だし、油の量を少しでも減らしたいと思う気持ちは、アメリカ人も同じです。なので、オーブンで焼いたり、エアフライヤーを使ったりして、少しでも簡単にヘルシーなフライドチキンを作れるように、代替的なレシピもたくさんあります。
このような代替的なレシピで、最近多く使われるのは、日本のパン粉です。日本人の感覚からすると、フライドチキンというよりも、チキンカツに近いのですが、衣のかりっとした感じが、揚げないで作れるのは魅力的です。大きな鶏肉を使って、大胆にオーブンで焼き上げると、フライドチキンと同じようなボリューム感が味わえます。
鶏肉は、食べやすい大きさに切りそろえます。スパイスと塩は、予め器に入れて、まぜあわせておき、半量を鶏肉に、残りの半量を小麦粉に混ぜます。スパイスは、好みのものでかまいませんが、よく使われるのは、黒胡椒、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、パプリカです。他に、コリアンダー、フェンネル、タイム、オレガノなどを加えてもいいです。
衣を用意します。小麦粉は、塩とスパイスを混ぜ合わせます。卵は、大匙2杯程度の水を加えて、よく混ぜます。
豚カツを作る要領で、衣をつけます。最初に小麦粉をつけたあと、卵をまぶします。最後にパン粉を満遍なくつけて、余計なパン粉ははたいておきます。
底の熱い耐熱容器に、厚さ7ミリ程度にうすく植物をひきます。その上に、パン粉をまぶした鶏肉を並べます。
摂氏180度に温めたオーブンに入れて、30分程度、焦げ目がつくまで焼きます。その後、反対側にひっくりかえして、さらに30分程度焼きます。
焼き上がったら、ラックの上にのせて、余分な油をきります。
Oven-Baked Fried Chicken オーブンで焼くフライドチキン
加熱時間 :摂氏 190度のオーブンで 60分
難易度— :★★☆
•黒胡椒 ———————————- 小匙 ½
•ガーリックパウダー ———— 小匙 ½
•オニオンパウダー —————- 小匙 ½
•パプリカ —————————— 小匙 1
•塩 —————————————- 小匙 1
•卵 —————————————- 1 個
•水 —————————————- 大匙 2
•小麦粉 ———————————- 120 g
•強力粉 ———————————- 180 g
•植物油 ———————————- 適宜
❷器に、塩、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、黒胡椒、パプリカを入れて、混ぜ合わせる。半量を鶏肉にまんべんなくまぶす。残りの半量は、小麦粉に加えて、混ぜ合わせる。卵は、別の器に入れて、水を加えて、よく混ぜ合わせる。
❸鶏肉に、スパイスを混ぜ合わせた小麦粉をまぶす。続いて、卵を満遍なくつける。最後に、パン粉をまぶしておく。
❹底の浅い耐熱容器に、植物油を入れて、深さ7ミリ程度になるようにする。❸ の衣をつけた、鶏肉を入れて、油の上にのせる。
❺温めたオーブンに入れて、30分程度焼く。表面に焦げ目がついたら、ひっくり返して、反対側も30分程度焼く。
❻焼き上がった鶏肉は、ラックの上にのせて、余分な油をきる。