ローストチキン
05 Poultry and Meats,  30 アメリカ南部料理

Roast Chicken with Potatoes ローストチキンベークドポテト添え

 丸鶏をそのままオーブンで焼いたローストチキンです。 今回は、チキンを焼き上げたロースターパンで、焼いたときにでる肉汁とともにじゃがいもを焼いています。一見して豪華で難しそうな料理ですが、やり方さえ覚えてしまえば、決して難しいものではありません。これをきちんとマスターしておけば、大きなローストターキーも焼けるようになります。チキンを丸ごと買ったら、ばらばらにしてあるチキンより高くなるということは絶対にないので、実は丸鶏チキンはお財布にも優しいのです。

 丸鶏は冷凍で売られているのものが多いので、冷凍のものを使う場合は、まずは冷蔵庫の中で完全に解凍しましょう。冷凍したまま焼くことはできません。解凍したら、内臓部分がきれいに取り除かれているか確認して、内部を簡単に水洗いします。尻尾がついている場合は、包丁で切り取ります。

 チキンやターキーを焼く前に、塩水に数時間つけることがあり、これをブラインbrineと言います。ブライン液につけると、チキンやターキーが水分を含み、柔らかく焼きあがる効果があります。しかし長時間を塩水につけるのはかなり面倒ですし、ターキーに比べると鶏肉はそれほどパサつくこともなく、ブラインしなくても十分美味しくいただけるので、今回はブラインの工程は省いてあります。

 水洗いしたら、ペーパータオルで水気をよく拭き取ります。水気が残っていると、表面にスパイスや油をまぶしにくくなります。スパイスと塩を小さなボールなどでよく混ぜ合わせから、チキンの表面にまぶします。チキンの裏側や内側にもまぶすようにします。

 次に、詰め物をします。今回は簡単に、玉ねぎやハーブ、レモン、ニンニクなどを詰めています。

 詰め物をしたら、タコ糸で簡単に形を整えます。まず2つのもも肉を、重ね合わせるようにして縛ります。次に手羽先の部分を反対方向に折り曲げて、鶏のお尻の下に隠すようにします。最後にもも肉を上の方につりあげるようにして、タコ糸をもも肉から鶏のお尻の方にぐるっと回すようににして、縛り上げます。タコ糸で形を整えたら、最後にオリーブオイルを上から漫勉なくかけます。

 鉄板やロースターパンに、スライスした玉ねぎを並べて、鶏肉はその上にのせるようにします。焼くときには、チキンブロスや水をロースターパンに入れて、乾燥させないようにします。

 チキンが焼きあがったどうか調べるためには、肉に突き刺して温度はかる、専用の温度計が便利です。表面が焦げているようにみえても、中まで火が通っていないということはよくあります。肉は焼きすぎるとパサパサしておおしくなくなりますが、火が通っていないのはもっと最悪です。温度計で温度を測るときは、熱くなる骨に当たらないように注意するのがポイントです。温度計で温度を確認したら、オーブンから出し、アルミホイルをかけてしばらく保温します。焼きあがってからすぐにきりわけないようにすることで、肉汁が中まで浸透して、おいしくなります。

Prep: 10 minutes
Cook: 1.5-2 hours
Serves: 4

  • 丸鶏 1560 g
  • 塩 小匙 2
  • 黒胡椒 小匙 2
  • ガーリック パウダー 小匙 1
  • オニオン パウダー 小匙 1
  • パプリカ 小匙 ½
  • セージ(乾燥) 小匙 ½
  • ローズマリー 6
  • レモン ½
  • ニンニク ½
  • 玉ねぎ(中) 3
  • ローリエ 2
  • オリーブ オイル 大匙 2
  • チキンブロス 355 ml

    Chicken Broth: 鶏肉をベースにしたブロス(ダシ)で、ブロスの中で最もよく使われる。自宅で手作りするのが大変な場合は、缶詰やパック詰めにされた市販品を使うか、チキンコンソメの素などを好みの濃さに溶かして、利用する。

ベークドポテト

  • じゃがいも(中) 6
  • 塩 小匙 1
  1. 鶏肉は尾の部分と内臓がとりのぞかれていることを確認し、内側も含めてよく洗う。その後、ペーパータオルで水気をふき取っておく。
  2. 塩とスパイスをよくあわせ、鶏肉の表面に満遍なくなじませる。
  3. 鶏肉の内部に、皮をむいたニンニク、半分に切ったレモン、ローズマリー、ローリエをつめる。さらに鶏肉の手羽と足の部分の形が崩れないように、タコ糸で縛り形を整える。最後にオリーブオイルを満遍なくかける。
  4. オーブンを400F°(205C°)に温める。
  5. 玉ねぎをスライスし、ロースターパンの上に並べる。その上に鶏肉をおき、鉄板に薄くチキンブロスを入れる。
  6. 温めておいたオーブンで鶏肉を15分程度焼く。その後温度を375F(190C)に下げて、さらに1時間30分程度焼く。途中で何度か様子を見て水を足す。モモの部分に温度計をさして確認し、165F(75C)になるまで、完全に中まで火がとおるまで焼く。
  7. じゃがいもを大きめに切る。鍋に水と塩を入れて、じゃがいもを少し片目にゆでる。
  8. 焼きあがった鶏肉をロースターパンから出し、アルミホイルをかけて15分以上なかす。
  9. 肉汁が残っているロースターパン7.のじゃがいもを並べる。オーブンで20分ほど焼いて表面に焼き色を付ける。
Chicken Broth チキンブロス

Prep: 20 minutes
Cook: 3-4 hours
Serves: 6

  • 鶏ガラ 600 g
  • 玉ねぎ(中) 2
  • 人参(中) 1
  • 葉付セロリ 2
  • パセリ 2
  • ローリエ 2
  • ニンニク 3
  • タイム 2
  • 黒胡椒 小匙 ½
  1. 鶏ガラは内臓、余計な脂肪などは取り除く。
  2. 玉ねぎはくし切り、にんじんとセロリは適当な大きさの乱切りにする。
  3. 全ての材料を鍋にいれ、材料が十分にかぶるくらいの水を入れる。蓋をしばらく強火にかける。沸騰したら火を弱め、あくと余計な脂分を取り除きながら、蓋をとって弱火で2~3時間程度、煮詰める。
  4. 鶏肉から骨が簡単にとりのぞけるようになったら、火をとめる。ざるにあけてスープをこす。
にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ南部情報へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です