Southern Style Chicken Stew アメリカ南部風チキシチュー

ケージャン風のスパイスをきかせて、鶏肉をじっくりと煮込んで作る、アメリカ南部風のチキンシチューです。ケージャン風といって、ガンボのように、様々な食材をあわせて、複雑な味を作り出すわけではありません。もっとストレートに、鶏のうま味をきかせた、スープを味わうシチューです。このレシピは、どちらかというと、レストランで味わうのではく、家庭で作る料理です。一言で南部風といっても、地域や家庭によって、様々なタイプのチキンシチューがあり、どれが正解というものではありません。トマトを加えたり、生クリームを加えたり、南部風のチキンシチューには、実に多くのタイプのレシピがあります。今回作ったのは、トマトもクリームを加えないで作る、とてもシンプルなチキンシチューです。濃いめの味付けにして、カレーのように、炊いたお米とともに食べるのが、お薦めです。

鶏肉は、モモ肉など、骨付きのものがお薦めです。予め、スパイスと塩で下味をしっかりとつけておきます。

塩、パプリカ、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、黒胡椒を器に入れて、軽くかき混ぜます。

混ぜ合わせたスパイスと塩を、鶏肉にまぶして、30分程度ねかせます。

玉ねぎとセロリ、ニンニクを微塵切りにします。

鍋にオリーブオイルをひいて、中火にかけます。オリーブオイルと鍋が熱してから、鶏肉を焼きます。鶏肉に軽く焦げ目がついたら、ひっくり返して、反対側も焼きます。

全体に焦げ目がついたら、鶏肉を鍋から取り出しておきます。

鶏肉を焼いた鍋で、玉ねぎとセロリを炒めます。

しんなりとしたら、ニンニクを加えます。

チキンブロスを加えます。ベジタブルブロスや、水だけで煮込んでも大丈夫です。

セロリの葉と、ローリエ、タイムなどのハーブを医療用のガーゼにくるんで、簡易的なブーケガルニを作ります。

取り出しておいた鶏肉を鍋に戻し、ブーケガルニを入れて、鶏肉が軟らかくなるまで、弱火で煮込みます。

鶏肉が軟らかくなったら、皮をむいて、食べやすい大きさに切った、じゃが芋と人参を加えます。

じゃが芋が軟らかくなったら、冷凍のグリーンピースを加えます。他に、缶詰のコーンや、白いんげん豆などの豆類、パプリカやブロッコリーなどの野菜を入れてもいいでしょう。

小麦粉を加えて、シチューにとろみをつけます。小麦粉と鍋の中のスープを少量、器に入れて、よく混ぜ合わせます。

だまにならないように、小麦粉の塊がなくなるまで、よく混ぜ合わせます。

小麦粉と混ぜ合わせたスープを鍋にもどします。

軽くとろみがつくまで、かきまぜながら、3分程度煮込みます。

食べる直前に、微塵切りにしたイタリアンパセリなどのハーブを散らします。

炊いたお米とともに、器にもりつけます。

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