Creole Style Fried Oysters クレオール風牡蠣フライ
牡蠣をクレオールスパイスとコーンミールを入れたクリスピーな衣で揚げて、レモレッドソースを添えました。フライドチキンをはじめ、フライドキャットフィッシュやフライドグリーントマトなど、アメリカ南部では、伝統的にとても揚げ物料理が多いです。丁度、日本の天ぷらのように、火の通りやすいシーフードや野菜は、ほとんど何でも揚げ物にして食べます。タルタルソースやレモレッドソースなど、マヨネーズベースのソースとよく合います。
最初にマリネ液を作ります。アメリカではバターミルクをよく使いますが、私はプレーンヨーグルトと牛乳を使っています。ヨーグルトと牛乳、クレオールスパイスをボールに入れて、かき混ぜます。クレオールスパイスは、オレガノ、タイム、ガーリック、オニオンなどを入れたミックススパイスです。材料さえ揃えれば、自宅で簡単に出来ます。
下洗いした牡蠣をマリネ液に浸して、30分程度おきます。
衣につける粉類混ぜ合わせます。小麦粉、コーンミール、塩、黒胡椒、クレオールスパイスを使っています。
マリネ液に浸した牡蠣に、衣をまぶします。
中温に温めた油で、かりっとなるまで揚げます。
揚げあがったら、ラックの上でよく油をきり、軽く塩をふっておきます。
レモレッドソースを作ります。 フランス発祥のタルタルソースが、ルイジアナ州で独自に発展したのが、レモレッドソース (remoulade sauce) です。タルタルソースと同様に、シーフードやオクラのフライ、クラブケーキ、ルイジアナ州のサンドウィッチ、ポーボーイ (Po’ boy) のソースとして使われます。クレオールマスタードという、粒入りマスタードと、ケイジャンスパイスやクレオールスパイス、タバスコなどのホットソースなどが加えられ、スパイシーでパンチのある味付けになっているのが特徴です。
タルタルソースと同様に、マヨネーズとピクルスの微塵切りがベースになっています。その他、スパイス、ホットソースなどは、好みのものを使うといいと思います。ニンニクの微塵切りや玉ねぎの微塵切りを加えるのも、レモレッドソースの特徴の一つですが、あまり入れすぎると風味が強すぎてしまうので、注意します。クレオールマスタードは、日本でほとんど手に入らないので、一般的な粒入りマスタードで代用します。
全ての材料を混ぜ合わせて、最後に、塩、黒胡椒、レモン汁などで、味を調えます。
レモレッドソースとレモンを添えます。
Creole Style Fried Oysters クレオール風牡蠣フライ
調理時間 :ガスコンロの上で15-20分
難易度— :★★☆
マリネ液
•クレオールスパイス☆ ——– 大匙 2 ½
•プレーンヨーグルト ———— 120 ml
•牛乳 ————————————– 235 ml
衣
•薄力粉 ———————————- 100 g
—- 又は 中力粉 ————————- 90 g
•コーンミール ————————- 100 g
•塩 —————————————- 小匙 1
•黒胡椒 ———————————- 小匙 1
•クレオールスパイス☆ ——– 小匙 2
•植物油(揚げ油) —————- 適宜
•レモレッドソース☆☆ ——– 120 ml
❷ヨーグルトとスパイス、牛乳をよく混ぜ合わせてマリネ液を作る。❶ の牡蠣をマリネ液につけこみ、30分程度ねかせる。
❸小麦粉コーンミール、塩、スパイスをよく混ぜあわる。❷ の牡蠣の水分を軽くきったあと、粉類にまぶす。
❹中温の油で衣が軽い狐色になるまで揚げる。
❺好みで櫛切りにしたレモン、レモレッドソースを添える。
☆ Creole Spice クレオールスパイス
難易度— :★☆☆
•カイエンヌペッパー ———— 小匙 1
•黒胡椒 ———————————- 小匙 1
•白胡椒 ———————————- 小匙 2 ½
•ガーリックパウダー ———— 小匙 1 ½
•オニオンパウダー —————- 小匙 1
•オレガノ —————————— 小匙 1
•タイム(乾燥) ———————- 小匙 1
☆☆ Remoulade Sauce レモレッドソース
難易度— :★☆☆
•マヨネーズ(ビン詰のもの又は自家製) — 80 ml
•プレーンヨーグルト ———— 大匙 1
•レモン汁 —————————— 大匙 1
•ウースターソース —————- 大匙 1
•スイートレリッシュ ———— 大匙 1
•タバスコ —————————— 小匙 1
•ニンニクの微塵切り ———— 大匙 ½
•白胡椒 ———————————- 小匙 ½
•カイエンヌペッパー ———— 小匙 ¼
•ガーリックパウダー ———— 小匙 ½
•オニオンパウダー —————- 大匙 ½
•白胡椒 ———————————- 小匙 ½
•塩 —————————————- 適宜
•黒胡椒 ———————————- 適宜
❷器に全ての材料を入れて、よく混ぜ合わせる。最後に塩と黒胡椒で味を調える。