Meatloaf ミートローフ
ミートローフは、ひき肉をローフ型などに入れて、オーブンで焼いた料理です。作り方は、日本のハンバーグに似ていますが、ハンバーグよりも簡単で、失敗も少なく、見た目も華やかです。ポットラックなどの、カジュアルな集まりで、誰かが必ずもってくる、と言ってもよいほど、ポピュラーな料理です。最近のレシピでは、表面にケッチャプをベースにしたソースをコーティングするものが多いです。好みで、ミートローフにベーコンをトッピングすることもあります。残ったミートローフは、スライスして、サンドイッチなどにも使えるので、応用範囲も広い料理法です。
今日アメリカで主流なミートローフは、牛ひき肉を使い、玉ねぎやパピリカなどの野菜を刻んで入れてものが多いです。その他、鶏肉やターキーのひき肉をつかったり、ベジタリアン用に豆類などを使う、ミートローフもあります。
牛ひき肉が手に入らない場合は、合いびき肉でもいいと思います。または、牛モモ肉などの塊肉を、フードプロセッサーで挽いて使うこともできます。
ミートローフ用のソースを作ります。BBQソースと同様に、ケッチャプをベースに、マスタード、モラセス、りんご酢などを加えて作ります。ソースの材料を鍋に入れて中火にかけ、時々かき混ぜながら、火を通しえて、バターが溶けたら出来上がりです。
つなぎには、フランスパンや食パンなどを、細かくして牛乳に浸してから使います。牛乳に浸したパンに、作ったソースを大匙2杯程度、卵、塩、黒胡椒、ガーリックパウダーを加えて軽く混ぜます。
牛ひき肉に、微塵切りにした玉ねぎ、摩り下ろしたニンニク、微塵切りにしたピーマンとイタリアンパセリなどのハーブを加えます。
パン粉と牛乳、卵、ソースなど加えます。
全体をしっかりと混ぜ合わせます。
ミートローフは、ローフ型に入れて焼いてもよいですが、最近のレシピの傾向は、ローフ型に入れないで、ベーキングディッシュなどの上で、俵型に形成させるものが多いです。ローフ型を使わないメリットとしては、肉の余分な脂肪分が外に流れ出るので、さっぱりと仕上がり、つなぎの量が少なくても、型崩れしにくくなります。逆に、肉汁をできるだけ閉じ込めて、しっとりと焼き上げたい、というようなときは、ローフ型に入れるといいでしょう。
摂氏180度に温めたオーブンで、表面に火が通るまで、40分程度焼きます。一度取り出して、ソースを表面に刷毛で塗ります。
さらに10分程度焼いて、中までしっかりと火を通します。肉用の温度計を使って、摂氏71度になるのが目安です。
器に打ちして、刻んだパセリを散らして、出来上がりです。焼き上がりは、肉汁が外に流れやすく型崩れしやすいので、焼き上がってから、10分以上おいてから、切り分けます。
Meatloaf ミートローフ
加熱時間 :摂氏 180度のオーブンで 55-60分
難易度— :★★☆
•フランスパン 又は食パン —– 60 g
•牛乳 ————————————– 120 ml
•オリーブオイル ——————- 大匙 1
•玉ねぎ (中) ————————– 1 個
•ニンニク —————————— 1 片
•ピーマン —————————— 3 個
•卵 —————————————- 1 個
•黒胡椒 ———————————- 小匙 1/2
•ガーリックパウダー ———— 小匙 1/2
•塩 —————————————- 小匙 ½
•フレッシュハーブ、イタリアンパセリ、香菜、青ネギなど(微塵切り) 大匙 2
ソース
•ケチャップ ————————— 120 ml
•ディジョンマスタード ——– 小匙 2
•ウースターソース —————- 大匙 1
•モラセス —————————— 大匙 1
•三温糖 ———————————- 小匙 2
•バター ———————————- 大匙 1
•ガーリックパウダー ———— 小匙 1
•黒胡椒 ———————————- 小匙 1
❷パンを細かくちぎり、牛乳にひたしてふやかす。
❸ニンニクはおろし金で摩り下ろす。玉ねぎ、ピーマン、ハーブを微塵切りにする。
❹ソースを作る。鍋にソースの材料を中火にかける。かき混ぜながら、バターが溶けるまで火を通す。
❺ひき肉、❸ の野菜、❷ のパン粉と牛乳、卵、塩、スパイス、4. のソースを大匙2杯程度をボールに入れて、よくまぜあわせる。
❻❺ をベーキングディッシュや鉄板にのせて、俵型に形成する。温めておいたオーブンで、40分程度焼く。表面に火が通ったら、一度取り出して、❹ のソースを表面に刷毛で塗る。再度オーブンに入れて、中まで火がを通るまで、さらに10分程度焼く。
❼表面に刻んだパセリを散らす。15分以上おいてから、切り分ける。