Carrot Oatmeal Muffins 人参とオートミールのマフィン
アメリカのマフィンには2種類あると言われます。一つには、朝食や軽い軽食として、食事の代わりとして食べるマフィン、もう一つは、コーヒーやお茶とともに、少しおしゃれなカフェなどで、お菓子やケーキとして食べるようなマフィンです。お菓子として食べるマフィンは、ストュルーセル トッピングなどでお化粧してあったり、全体的にお砂糖も多めです。人参とオートミールが入ったマフィンは、甘さも控えめで、軽食用に気楽に食べられるマフィンです。
アメリカでは、こういう健康的なマフィンは、きどらずに、小麦粉も篩いにかけずに、出来るだけ簡単にサクッと作る人が多いです。もちろん、もっと丁寧に、ふっくらと軽い仕上がりにしたい場合は、小麦粉と、ベーキングパウダー、重曹を篩にかけておくといいと思います。まずは、粉類の分量を量って、ボールに入れて、よく混ぜ合わせます。スパイスはパンプキンパイスパイスを小さじ二杯程度いれてもいいです。
人参はグレイターで摩り下ろしておきます。グレイターがない場合は、包丁で刻んでおきます。
卵、三温糖、植物油、プレーンヨーグルト、牛乳を別のボールで混ぜ合わせます。牛乳は少し控えめに入れておいて、後に少しずつ加えながら、硬さを調整すると失敗しません。
粉類の入ったボールに、人参とナッツ、レーズンを入れて混ぜ合わせます。
その後に、卵液を加えて、全体を一つにまとめます。
マフィン型に、生地を入れていきます。油を塗ったマフィン型に直接いれてもいいですが、私は最近、パラフィン紙を敷いてから、マフィンを焼いています。
パラフィン紙はまず12センチ程度の正方形にきりそろえます。
コップなどを使って、紙を円形に形成します。
一度紙を開いてから、中央にアイスクリームディッシャーなどで生地をのせます。
紙の四方をもちあげるようにして、マフィン型に移しいれます。上部を少しスプーンで押し付けるようにして、形を調えます。
この作業を繰り返します。マフィンの上にオートミールを飾ります。マフィン型が余ってしまったら、水を入れてからオーブンに入れると、空焚き防ぎ、マフィン型が劣化するのを防いでくれます。
軽く焦げ目がつき、竹串を指しても生地がつかなくなれば、焼き上がりです。
【 材料 10-12 個分】- 薄力粉 295 g 又は 中力粉 270 g
- オートミール 50 g
- ベーキングパウダー 小匙 1
- 重曹 小匙 ½
- 塩 少々
- シナモン(粉) 小匙 2
- ナツメグ(粉) 小匙 2 ¾
- ジンジャーパウダー 小匙 1
- 人参 120 g
- ピーカン 又は 胡桃(みじん切り) 60 g
★
Pecans: アメリカ南部に広く自生している、ピーカンパイをはじめ、南部料理に幅広く利用されているナッツ。味は胡桃に似ているが、胡桃よりはややさっぱりとしている。
- 干し葡萄 29 g
- 卵 ¼ 個
- プレーンヨーグルト 60 ml
- 牛乳 120 ml
- 植物油 60 ml
- 三温糖 45 g
- オーブンを400F°(205C°)に温める。
- 小麦粉、ベーキングパウダー、重曹、塩、スパイス類、オートミールをよく混ぜる。
- ナッツはみじん切りにする。レーズンは熱湯でふやかしておき、ざるにあけて、水気を切っておく。
- 人参はグレイターですりおろしか、包丁で細かく刻む。
- 卵と、三温糖、食物油、プレーンヨーグルト、牛乳を別のボールに入れて、よく混ぜ合わせる。牛乳は調整用に、少しだけ残しておく。
- 2. 粉類に、ナッツ、レーズン、人参を混ぜ合わせる。続いて、3. の卵液を加えて、全体をよく混ぜ合わせる。生地が硬いようだったら、牛乳を入れて調節する。
- 油(分量外)をぬるか、パラフィン紙を敷いたマフィン型に6.の生地を満遍なく入れる。好みで、表面にオートミールを飾る。軽く焦げ目が付くまで、20分~25分焼く。