Pavlova パブロバ
ざくろとオレンジをトッピングしたパプロバ (Pavlova) です。パブロバは、メレンゲで作るオーストラリアとニュージーランドのお菓子です。小さなサイズで作ることもありますが、大きなケーキのようにして焼くと、とても華やかなでボリュームがあります。
パプロバの土台となるベースは、卵白に砂糖とコーンスターチを加えて、メレンゲを作り、オーブンで焼いて作ります。外側がかりっと、中はマシュマロのように焼き上げるのが、理想的な焼き上がりです。材料はシンプルで、とても簡単に作れるのですが、上手に焼きあげるのは、少し難しいです。まず、砂糖を卵白の同量から倍量程度とかなり多めに使います。さらに、出来るだけ、低温のオーブンでじっくりと焼いて、焼き上がってから、オーブンの中に入れて、予熱をあてながら、乾燥させるようにするのもポイントです。
生クリームを泡立てたホイップクリームと、季節のフルーツなどを添えて、頂きます。パブロバのベースが甘いので、添えるクリームの甘さは控えめにしてバランスをとります。フルーツは、季節のフルーツを自由に組み合わせて使えます。苺やブルーベリーなどのベリー類や、レモンやオレンジなどの柑橘類、キューイやパイナップル、桃やチェリーなども美味しいです。好みで、フルーツのジャムやレモンカードなどを添えたりしても、豪華なパプロバになります。
ベースを作ります。ボールに卵白を入れます。卵白は室温に戻してから使うと、泡立ち安いです。
白っぽくなってきたら、砂糖を何度かにわけて、加えます。硬くなってきたら、レモンの果汁、コーンスターチを加えて、角が立つまで、泡立てます。
鉄板の上に、新聞紙で作った型紙などをおいて、ベーキング用の紙を敷いておきます。少量のメレンゲで、糊のように、鉄板に固定します。
メレンゲをのせて、丸く整えます。
縁を少し高くして、土手を作るようにして、形を整えます。
最初は少し高めの温度で焼く必要があるので、摂氏150度程度の低温に温めたオーブンに入れます。その後、摂氏100度程度に下げて、表面が固まるまで、45分から60分程度焼きます。焼き上がったら、オーブンの中で、予熱を使って、表面を乾燥させます。
飾り付けようの生クリームをボールに入れます。粉砂糖を加えて、角がたつまで、泡立てます。
焼き上がったベースを器にもります。
生クリームをのせます。
フルーツ、ミントの葉などを飾り付けます。
Pavlova パブロバ
加熱時間 :摂氏 130度のオーブンで 45-60分
冷却時間 :30分
難易度— :★★☆
•砂糖 ————————————– 180 g
•コーンスターチ ——————- 小匙 2
•レモン果汁 ————————— 小匙 1
トッピング
•生クリーム ————————— 200 ml
•粉砂糖 ———————————- 大匙 1
•フレッシュフルーツ (ベリー類、ざくろ、オレンジ、チェリーなど) 適宜
•ミントの葉 (飾り用) ———- 適宜
❷メレンゲを作る。卵白と砂糖の半量をボールに入れて、泡立てる。卵白の泡がそろってきたら、残りの砂糖を加えて、角がたつまで、泡立てる。最後に、コーンスターチ、レモンの果汁を加えて、混ぜ合わせる。
❸メレンゲを絞り袋に入れて、ベーキング用の紙を敷いた鉄板の上に、円形に絞り出す。淵の部分の土手を作るようにして、高めに絞り出しておく。
❹温めておいたオーブンに入れる。オーブンの温度を摂氏100度くらいに下げて、表面が硬くなるまで、60分程度焼く。焼き上がったら、オーブンの中に入れて、乾燥させながら冷ます。
❺生クリームと粉砂糖をボールに入れて、泡立て器で、角がたつまで泡立てる。
❻パブロバの中央に、泡立てた生クリームをのせる。生クリームの上に、好みのフルーツをトッピングする。飾り用のミントの葉を添える。