Focaccia ホシノ天然酵母でフォカッチャ
オリーブオイルを使って作る、定番のイタリアのフラットブレッド、フォカッチャ (focaccia)です。食パンのようにグルテンの力を必要としないので、長時間こねる必要はなく、成形もらくなので、とても簡単に作れます。そのまま食べても美味しいですが、好みの食材を挟んで、サンドイッチにしても、美味しいです。シンプルなパンなので、どんな食材にもあいます。
味がまろやかな、岩塩をトッピングして焼き上げるのが定番ですが、様々なトッピングをして、彩と味の変化を簡単に楽しめることも、フォカッチャの魅力の一つです。今回は、フレッシュなローズマリーと岩塩を散らして、シンプルに仕上げています。その他、ブラックオリーブ、トマト、松の実、薄切りにしたニンニクや玉ねぎなどをトッピングしてもいいです。トッピングを変えることによって、簡単にバラエティーが楽しめます。他にニンニクや赤玉ねぎの薄切りをのせたり、パルメジャーノチーズを摩り下ろしてトッピングしてもいいです。
フォッカチャの生地は、通常のパンよりも水分量が多く、じっくりと時間をかけて発酵させて、もちもちで気泡が多い、軽い仕上がりにするのが特徴です。
生地は、25グラムのホシノの天然酵母を、生種起こしして使っています。生種起こしをした天然酵母は、摂氏30度から40度程度のぬるま湯を加えて、425mlにしておきます。さらに蜂蜜を小匙一杯加えて混ぜ合わせておきます。
ボールに、強力粉と塩を入れて、軽く混ぜます。
蜂蜜を加えた、天然酵母を加えます。
粉っぽさがなくなるまで、よく混ぜ合わせます。
さらにオリーブオイルを加えて軽く捏ねます。
ボールに薄くオリーブオイルを入れて、生地を入れます。表面が乾かないように、生地の表面にもオリーブオイルを塗って、ボールにラップをして発酵させます。生地が2倍に膨らんだら、一次発酵は終了です。時間があるときは、冷蔵庫で一晩寝かせながら発酵させると、ねかせている間にグルテンがでてきて、よりもちっとした仕上がりになります。長時間かけて発酵させるときは、途中で、生地をのばして、折りたたむようにし、上下をかえすようにすると、表面が乾燥するのをふせぐことができて、十分なグルテンをつくることができます。
一次発酵が終わったら、ベーキングディッシュや鉄板などにオリーブオイルを敷いて、生地を流し入れます。鉄板は焦げ付きにくいので、ベーキング用の紙を敷いておきます。ベーキングディッシュや、鉄板の形にあわせて、平たい長方形に形成します。
生地が二倍以上になり、ぷるぷると膨らんだ感じなるまで、二次発酵させます。
手にオリーブオイルをつけて、垂直方向に指を突き刺すようにして、表面に穴をあけながら、ガスを抜くようにします。
必要に応じて、トッピングを用意します。ミニトマトは、茎をとって、薄切りにします。ブラックオリーブは、種をとって、半分に切ります。パルメジャーノチーズはグレイターで摩り下ろします。表面に、岩塩やその他のトッピング、トマト、オリーブオイル、松の実、パルメジャーのチーズなどを散らします。
今回は、オリーブオイルと岩塩を散らしています。仕上げに、オリーブオイルをふりかけると、表面がパリッとした仕上がりになります。
摂氏200度のオーブンで20分から30分ほど焼いて、表面に軽く焦げ目がついたら出来上がりです。
Focaccia ホシノ天然酵母でフォカッチャ
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 20-30分
難易度— :★★☆
•蜂蜜 ————————————– 小匙 1
•水 —————————————- 350~375 ml
•強力粉 ———————————- 500 g
•オリーブオイル ——————- 大匙 4
•塩 —————————————- 小匙 1
トッピング
•ローズマリー、パルメジャーノチーズ、プチトマト、ブラックオリーブなど 適宜
•岩塩 ————————————– 適宜
•オリーブオイル ——————- 適宜
❷強力粉と塩をよく混ぜ合わせ、❶ の生種を少しずつ加えて混ぜ合わせる。粘り気が出るまで、よく混ぜ合わせる。
❸生地に粉っぽさがなくなるまで、軽く混ぜ合わせる。さらに、オリーブオイルを加えてさらに、軽くこねる。
❹生地を丸く整えたら、ボールにラップをする。温かい室内において、生地の容量が焼く2倍になるまで、発酵させる。
❺発酵した生地をおしつぶして、空気を抜く。オリーブオイル (分量外) を塗ったベーキングシートや鉄板などに、生地をのばすようにしていれる。温かい室温で生地が2倍になるまで発酵させる。
❻オーブンを摂氏200度に温める。
❼手に軽くオリーブオイルをつけて、垂直に指を生地にたてるようにして穴をあける。生地の表面に、岩塩を均等にふりかける。好みのトッピングを飾る。
❽温めたオーブンで、30分程度、軽く焦げ目がつくまで焼く。