Buffalo Chicken Wings バッファローチキンウィング
鶏手羽肉にスパイシーなソースをからめて、ブルーチーズディップやランチドレッシングを添えて頂く、バッファローチキンウィング (Buffalo chicken wings) です。バッファローウィングの発祥は、1960年代の後半、ニューヨーク州のバッファローにある、アンカーバー (Anchor Bar) とする説が、最も有力です。その後、1994年に、ニューヨークのアメフトチーム、バッファロービルズ (Buffalo Bills) が、スーパーボールに4回出場したことを契機に、大手のピザチェーンが、バッファローウィングをメニューに加えたことによって、全国的に普及しました。スーパーボールは、アメリカのNFLのチャンピオンチームを決める優勝決定戦で、通常、2月の第1週の日曜日に開催される、アメリカで最も大きなスポーツイベントです。バッファローウィングは、スーパーボールを観戦するときにかかせないおつまみメニューとして、広く定着しています。
バッファローウィングは、鶏肉の中でも安価な手羽元、もしくは手羽中の部分を使います。伝統的なレシピでは、手羽肉に軽く小麦粉をつけて、油で揚げる方法が一般的でした。今日では、もっと手軽にオーブンで焼いたり、油がなくても調理できる、エアフライヤーなどを使う方法が主流になっています。最終的には、辛めのホットソースをしっかりとからめて味付けるので、衣のサクサク感はそれほど重要ではありません。今回のレシピも、オーブンで焼いて作っています。
衣は、小麦粉に塩とガーリックパウダーとオニオンパウダーを加えて、軽く混ぜ合わせます。ガーリックパウダーとオニオンパウダーは、どちらか一つだけでもいいし、入れなくても構いません。
鶏肉に衣を満遍なくまぶして、余分な粉ははたいて、出来るだけ薄くつけます。
鉄板の上に、ラックをのせて、衣をまぶした手羽肉を並べます。摂氏180度に温めたオーブンで、30分程度焼きます。
表面がかりっとして、軽く焦げ目がついたら、出来上がりです。焼き上がりは形が崩れやすいので、ラックにのせたまま、手で触れるくらいになるまで、冷ましておきます。
ホットソースを作ります。溶かしたバターと好みのホットソース、三温糖を器に入れて、良くかき混ぜます。ホットソースは、タバスコよりも辛みを抑えたスパイシーなソースです。好みのブランドのもので大丈夫です。辛みが強すぎると感じたら、量を減らして、トマトケチャップを加えて調節するといいでしょう。
焼き上がたた、鶏手羽肉に、ソースを絡めます。
ブルーチーズディップを作ります。器に砕いたブルーチーズ、マヨネーズ、ギリシアヨーグルトを入れて、よく混ぜ合わせます。
器にもって、セロリ、人参などの野菜スティック、ブルーチーズディップを添えます。
Buffalo Chicken Wings バッファローチキンウィング
加熱時間 :摂氏 180度のオーブンで 25-30分
難易度— :★★☆
•塩 —————————————- 小匙 1
•ガーリックパウダー ———— 小匙 1
•オニオンパウダー —————- 小匙 1
•薄力粉 又は 中力粉 ———— 45 g
•野菜スティック (セロリ、人参など) — 適宜
•ブルーチーズディップ☆ ——- 300 ml
ホットソース
•ホットソース ———————— 60 ml
•バター ———————————- 55 g
•三温糖 ———————————- 大匙 1
❷底の浅い器に、小麦粉、塩、ガーリックパウダー、オニオンパウダーを入れて混ぜ合わせる。鶏肉の表面に、衣をうすくつける。
❸ラックをのせた鉄板の上に、2.の鶏肉を並べる。温めておいたオーブンで、30分程度、表面に軽く焦げ目がついて、中まで火が通るまで焼く。
❹ソースを作る。器に、ホットソース、溶かしたバター、砂糖を入れて、よく混ぜ合わせる。 焼きあがった鶏肉を入れて、ソースを満遍なくまぶす。
❺器に鶏肉、野菜スティックをもりつけて、ブルーチーズディップを添える。
☆ Blue Cheese Dip ブルーチーズディップ
難易度— :★☆☆
•ギリシアヨーグルト ———— 100 ml
•マヨネーズ (ビン詰のもの又は自家製) — 100 ml
•塩 —————————————- 適宜
•レモン汁 —————————— 適宜
❷塩、レモンの果汁で味を調える。