03 前菜とおつまみ

Gougéres with Rice Flour 米粉のグジェール

小麦粉の代わりに米粉で作った、グルテンフリーのシュー菓子、グジェール (gougère) です。グジェールは、シュー生地にチーズを加えて焼いた、フランスのシュー菓子です。セイボリーな味付けなので、ちょっとしたおつまみや軽食、前菜などにぴったりです。通常のシュークリームと同様に、中は空洞で、ぷくっと膨れて軽い感じに仕上がります。シュー生地には、しっかりとチーズの風味が味わえるので、中にフィリングを詰めなくても、十分に満足感があります。一口サイズで、食べやすいように、少し小さめに焼くのがポイントです。

米粉を使ったシュー生地は、小麦粉を使う通常のシュー生地と、ほぼ同じ方法で作ることができます。米粉の種類や状態によって、シュー生地の硬さが異なってくるので、最後に水分量を調整するのがポイントです。

チーズはコンテやグリュイエールなど、ヨーロッパのチーズが使われます。しかし、他のチーズでも同じように作れるので、いろいろなチーズを試してみるのも面白いと思います。チーズはグレイターなどを使って、予め細かくしておきます。

グジェール

シュー生地を作ります。グジェールは最後にチーズを加えるので、生地は水だけで作ります。通常のシュー生地を同じように、水と無塩バターを鍋に入れて、中火にかけて、バターを溶かします。

バターが溶けたら、一度火を止めてから、米粉を加えます。米粉はだまになりにくいので、篩にかけないで、そのまま加えます。

米粉とバターが混ざったら、再度弱火にかけて、よく練り合わせていきます。2分程度火にかけて、水分をとばしたら、火を止めます。

卵を1個ずつ割り入れて、混ぜあわせていきます。

最後は、泡立て器を使って、よく混ぜます。生地が硬いようだったら、水を少量加えて、硬さを調整します。

最後にチーズを110グラムほど加えます。残りのチーズは、トッピング用にとっておきます。塩、黒胡椒、ナツメグ、パプリカを入れて味を調えます。好みで、カイエンヌペッパーや、ハーブの微塵切りなどを加えてもいいです。

丸口金をセットした絞り袋に入れて、直径2センチ程度の円形に生地を絞ります。指を水で濡らして、上面を指で押さえながらが、形を丸く整えます。

残しておいたチーズをトッピングします。

摂氏200度に温めておいたオーブンで、8分から10分程度、軽く焦げ目がつくまで焼きます。ぷくっと膨らんで、軽く焦げ目がついたら、出来上がりです。生地が焼き上がるまで、オーブンの扉を開けないようように注意します。

Gougeres with Rice Flour 米粉のグジェール
準備時間 : 30分
加熱時間 :ガスコンロの上で12-15分 + 摂氏 200度のオーブンで 45-60分
難易度★★☆
【 材料 60-80 個 】
米粉 ————————————– 120 g
—————————————- 200 ml
無塩バター ————————— 90 g
—————————————- 4 個
—————————————- 小匙 ¼
パプリカ —————————— 小匙 ¼
黒胡椒 ———————————- 小匙 ¼
ナツメグ (粉) ———————- 小匙 ¼
チーズ (細かくしたもの) —– 150 g
【 作り方 】
無塩バターと水を鍋に入れて中火にかける。バターが溶けたら、火を止めて、米粉を入れて、よくかき混ぜる。再度弱火にかけて、よく練りながら、水分を飛ばし、粘り気を出す。
火を止めて、卵を一つずつ割り入れながら、よく混ぜ合わせていく。最後の卵を割り入れたら、泡立て器を使って、よく粘りを出すようにして力強く混ぜ合わせる。
細かくしたチーズを110グラムと、塩、ナツメグ、黒胡椒を加えてよく混ぜる。残りのチーズは、トッピング用にとっておく。
オーブンを摂氏200度に温める。
ベーキングシートを敷いた鉄板の上に、絞り袋を使って、直径2センチ程度の円形に生地を絞り出す。指を水で濡らしてから、上面を軽く抑えるようにして、形を軽く整える。
残りのチーズを表面にトッピングする。
温めたオーブンで、生地に軽く焦げ目がつくまで、8分から10分程度焼く。
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