Chai Tea Latte チャイティーラテ

スパイスの風味が豊かな、インド発祥のミルクティー、チャイティーラテ (Chai Tea Latte) です。スターバックスなどのコーヒーチェーンでお馴染みですが、チャイティーラテは、紅茶とミックススパイスで作った、インドのマサラチャイがもとになったものです。マサラはミックススパイスと言う意味で、チャイはお茶です。マサラチャイは、インドのアーユルヴェーダに由来があり、体調や好みに合わせて、様々なスパイスを組み合わせて作ります。チャイティーラテは、エスプレッソのかわりに、濃いめに作ったマサラチャイを使い、スティームで泡立てたミルクや、ホイップクリームをトッピングすることが多いです。

チャイを作るとき、基本的にスパイスは原型のものを使って、紅茶とともに煮ます。よく使うのは、シナモン、グリーンカルダモン、クローブ、オールスパイス、その他、黒胡椒、フェンネル、スターアニスなどを入れることもあります。フレッシュな生姜、レモングラスなどのハーブも使います。何かを絶対入れなければいけない、というようなものはありませんが、シナモンとカルダモンは、どちらかは入っているという感じです。生姜は皮つきのままスライスし、カルダモンは軽く包丁でたたいて、種を出しておくと、香りがたちやすいです。スパイスやハーブは、複数のものを組み合わせると、香りがマイルドになって飲みやすくなり、シナモンだけ、カルダモンだけなどというように、単独で使うと、そのスパイスの香りが際立ったチャイになります。多くの種類のスパイスを調合するのは難しいですが、好みのスパイスを少量使うだけでも、十分に美味しいチャイになります。

今回使ったのは、生姜のスライス、シナモンスティック、クローブです。生姜は皮ごと使い、薄切りにします。最初に、鍋に水とスパイスを入れて、中火にかけます。

沸騰してきたら、火を弱めて、紅茶を加えます。弱火で3分ほど煮だします。

牛乳を加えて、沸騰直前まで温めます。最後に三温糖を加えます。

トッピング用のミルクや生クリームを用意します。フォームミルクを使う場合は、温めたミルク用の泡立て器を使って、泡立てます。生クリームを使う場合も、冷やした生クリームを泡立てます。

茶こしを使って、グラスにチャイを注ぎます。

泡立てたミルクを注ぎます。好みでシナモンをふりかけます。

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