Chia Seed Smoothie チアシードスムージー
チアシードは、ミントと同じシソ科の植物の種です。チア (chia) というのは、古代マヤ文明では、”strength” という意味があり、古代からその栄養価の高さは広く認識されてきました。わずかな量で、たんぱく質、繊維質、オメガ3脂肪酸、カルシウムやミネラルなどを、摂取することができ、抗酸化作用も期待でき、さらにローカロリーであるという、夢のようなスーパーフードです。
チアシードを効率的にとるには、プディングにしたり、ベーキングに使うなどの方法があります。しかし、もっとも手軽に日常的に摂取する方法としては、スムージーに混ぜることだと思います。チアシードは、独特の苦みがあり、水分を含むと、とろっとした形状に変化します。予めチアシードを水に浸しておくと、ミキサーで粉砕する時間は短くなりますが、基本的にはそのまま、直接ミキサーやブレンダーに入れてしまって問題はありません。チアシードをスムージーに入れると、濃厚でナッツを入れたような、味わいに変化します。今回は、アサイーを入れたチアシードスムージーと、ほうれん草を使ったグレーンチアシードスムージを作ってみました。初めてチアシードスムージーを試す場合は、最初は小匙1杯くらいを入れてみて、苦手でなければ、大匙1杯程度まで増やすといいと思います。
Acai Chia Seed Smoothie アサイーチアシードスムージー
アサイーは、中南米原産のヤシ科の食物の果実です。ブラックベリーとダークチョコレートをかけあわせたような味がするので、アサイーベリーとも呼ばれますが、厳密にはベリーではありません。硬い外皮をもつので、水分に浸して、ペースト状に加工されます。ピューレ状になって冷凍されたものを、日本でも手に入れることができます。
アサイーも抗酸化作用が高く、チアシードと同様に健康的な食品として幅広く認識されています。もともと少し苦みがあるフルーツなので、チアシードとの相性もばっちりです。今回は、バナナを加えていますが、他にブルーベリーや苺など、他のベリー系のフルーツを入れてもいいと思います。
アサイーのピューレは、袋から出せる程度に、少し解凍した状態で使用します。チアシードも含めて、全ての材料をミキサーに入れて攪拌します。バナナも予め冷凍しておいたものを使った方が、氷を入れる必要がないので、濃厚な味を楽しめます。
【 材料 300 ml】- バナナ(中) 1 本
- アサイーピューレ (冷凍) 100 g
- チアシード 大匙 1
- プレーンヨーグルト 60 ml
- 牛乳 120 ml
- バナナ、は適当な大きさに切る。
- アサイーピューレは、袋から出せるように、少しだけ解凍させておく。
- 全ての材料をミキサーに入れて攪拌する。
Green Chia Seed Smoothie グリーンチアシードスムージー
ほうれん草とバナナをメインにした、グリーンスムージーにチアシードを加えています。今回は、キューイとパイナップルも加えています。グリーンスムージーは、基本的には、冷蔵庫にある野菜やフルーツを使えばいいのですが、やはりほうれん草が最も使いやすいと思います。キューイフルーツも、グリーンスムージーと相性が良いフルーツです。
バナナ、キューイ、パイナップルなどのフルーツと、ほうれん草などをミキサーに入れやすいように、適当な大きさに切りそろえます。その後、チアシードを含め、全ての材料を入れて、ミキサーで攪拌します。フルーツは、予め冷凍しておくと、濃厚なスムージーになります。
【 材料 350 ml】- バナナ(中) 1 本
- ほうれん草 115 g
- キューイフルーツ 1
- パイナップル 85 g
- チアシード 大匙 1
- プレーンヨーグルト 60 ml
- 牛乳 120 ml
- バナナ、キューイ、パイナップル、ほうれん草は適当な大きさに切る。
- 全ての材料をミキサーに入れて攪拌する。