Cream Cheese Biscuits クリームチーズビスケット
バターやショートニングの代わりに、クリームチーズを使って作る、アメリカ南部風のビスケットです。クリームチーズは小麦粉と混ぜやすいので、簡単にビスケットを作ることができます。油分が多いので、通常のビスケットよりもしっとりとして、重厚な仕上がりが特徴です。
作り方は、通常のビスケットと基本的にはかわりありませんが、基本的には、全ての材料を混ぜ合わせるだけです。フードプロセッサーを使うとより、簡単です、使うクリームチーズによって、脂肪量や生地の水分量に違いがあるので、必要に応じて、最後に牛乳を加えたりして、硬さを調節することがポイントです。
クリームチーズは、自家製のものでも市販のものでも、同じように作ることができます。自家製のクリームチーズは、最後にクリームチーズを攪拌するときにフードプロセッサーを使います。クリームチーズが仕上がったら、そのまま続けて、無塩バターと粉類を加えて、フードプロセッサーで混ぜ合わせれば、生地が完成します。
クリームチーズを自家製で作るときは、下記のレシピでは、ちょうど、牛乳1リットルを利用すると、必要なクリームチーズができます。
最初に牛乳を中火にかけて、沸騰直前、摂氏85度から90度くらいまで、加熱します。
火を消して、レモン汁1個分、約30mlを加えます。レモン汁の代わりに、お酢を使っても大丈夫です。軽くかき混ぜてから、5分程度おくと、牛乳が分離していきます。
笊に、医療用のガーゼなど目が粗い布をかけて、出来上がったチーズをこします。このとき出た水分、乳清 (ホエー) は、とっておきます。
出来上がったチーズと塩、乳清を大匙2杯程度フードプロセッサーに入れます。
なめらかな、クリーム状になるまで攪拌します。途中で様子をみて、必要に応じてさらに乳清を加えて、適度な硬さに調節します。
クリーム状になったら、小麦粉、細かく切った無塩バター、ベーキングパウダー、少量の塩を、フードプロセッサーに入れます。市販のクリームチーズを使う場合も、クリームチーズと残りの材料を全て、フードプロセッサーに入れて、攪拌します。
全体がまとまって、粉っぽさがなくなればOKです。水分が足りない場合は、牛乳か乳清 を少量加えて、調節します。捏ねすぎると、生地が硬くなるので、注意します。
フードプロセッサーを使わない場合は、最初に小麦粉、塩、ベーキングパウダー、重曹をボールに入れて、泡立て器でかき混ぜます。その後、細かく切った無塩バター、を加えて、粉類に練りこんでいきます。
全体がパサパサとした感じになったら、クリームチーズを加えます。クリームチーズは、室温で軟らかくしておきます。
水分が少なくて、まとまらない場合は、牛乳を少量加えて、調整します。
生地が一つにまとまったら、大きめのラップで包みながら、成形します。厚さ2センチくらの、平に伸ばします。生地が軟らかい場合は、打ち粉を少量使いながら、成形します。
円形の型でくりぬきます。コップや空き缶などを使ってもよいです。
ベーキング用のシートを敷いた鉄板に、ビスケットを間隔をあけて並べます。
摂氏200度の高温に温めたオーブンで、軽く焦げ目がつくまで、15分程度焼きます。
焼き上がったら、ラックの上で冷まします。
Cream Cheese Biscuits クリームチーズビスケット
加熱時間 :摂氏 200度のオーブンで 12-15分
難易度— :★★☆
•ベーキングパウダー ———— 小匙 2
•重曹 ————————————– 小匙 ½
•クリームチーズ ——————- 250 g
•無塩バター ————————— 60 g
❷小麦粉、ベーキングパウダー、重曹、塩、をよくまぜあわせる。細かくきった無塩バターを加えて、粉類に練りこむようにして混ぜる。最後に、クリームチーズを加えて、生地を一つにまとめる。(フードプロセッサーを使う場合、フードプロセッサーに、クリームチーズ、小麦粉、ベーキングパウダー、無塩バターを入れて、粉っぽさがなくなるまで攪拌する。)
❸ラップに包んで、生地を一つにまとめる。厚さ2センチ程度に伸ばして、型抜きでくり抜く。
❹ベーキング用の紙を敷いた鉄板に並べ、軽く焦げ目が付くまで、12分~15分焼く。