
Strawberry Scones ストロベリースコーン
アメリカのスコーンには、数えきれないほどのレシピといろいろなバリエーションがあるのですが、この苺を使ったストロベリースコーンは、私が最も好きなスコーンの一つです。フレッシュな苺をそのままスコーンに加えているので、苺の甘酸っぱさがそのまま感じることができる、みずみずしいスコーンです。ドライフルーツを使ったスコーンと比べると、やや水分量を調節するのが難しいので、状況に応じて、硬さを調節しながら作るのがポイントになります。
そのままでも美味しいですが、今回はクランベリージュースを使ったピンク色のアイシングとチョコレートをトッピングしています。レモン汁や牛乳を使って、シンプルなアイシングを使っても、相性がいいはずです。

苺は蔕をとり、1センチ程度の角切りにしておきます。ペーパータオルで余分な水気をとっておきます。

通常のスコーンと同様に、小麦粉、塩、ベーキングパウダー、砂糖を軽く混ぜ合わせた後、刻んたバターを練りこんでいきます。今回は、フードプロセッサーで行いました。

バターの塊がなくなればOKです。

ボールにあけて、用意した苺と軽く混ぜ合わせます。


別の容器に、卵と牛乳を入れて混ぜておきます。


混ぜ合わせた卵液を加え、生地がしっとりとするまで混ぜます。

混ぜすぎると、苺から水分がでて、生地が軟らかくなってしまうので注意します。多少、硬めの方が、その後の整形がしやすいです。

2枚のラップにはさみながら、円形に整形します。生地が軟らかすぎるようだったら、軽くラップの上に小麦粉をふりかけてから作業します。

直径20センチぐらいの円形にしたら、放射状に8等分します。

ベーキングシートを敷いた鉄板に間隔をあけて並べます。摂氏200度に温めたオーブンで。約20分程度、軽く焦げ目がつくくらいまで焼きます。

焼き上がったら、ラックの上で冷まします。

アイシングを作ります。粉砂糖にクランベリージュースを少しずつ加えてかき混ぜていきます。クランベリージュースの代わりに、レモンジュースや牛乳でも構いません。硬さをみながら、小匙1杯ずつ液体を粉砂糖に加えていきます。



泡立て器から、アイシングをたらすようにして、スコーンにトッピングします。

チョコレート牛乳を耐熱容器にいれて、電子レンジに20秒ほどかけます。

溶けたチョコレートと牛乳を混ぜ合わせます。

チョコレートが硬すぎるようだったら、少し牛乳を足していきます。

アイシングが固まってきたら、続いてチョコレートを同じようにトッピングします。

- 苺 115 g
- 薄力粉 295 g 又は 中力粉 270 g
- 砂糖 大匙 2
- ベーキングパウダー 小匙 2 ½
- 塩 小匙 ¼
- バター 大匙 5 ½
- 牛乳 大匙 2
- 卵 1 個
- 粉砂糖(アイシング用) 大匙 3
- クランベリージュース 大匙 1
- 製菓用チョコレート 15 g
- 牛乳 大匙 1
- 苺は角切りにして、ペーパータオルで水気をとっておく。
- 小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩をよくまぜあわせる。
- 2.の粉類と細かく刻んだバターを、生地がしっとりした感じになるまでよく混ぜ合わせる。
- 3.に1.の苺を混ぜる。 さらに牛乳、卵を加え、生地を一つにまとめる。
- オーブンを摂氏200度に温める。
- 4.の生地をラップにはさんで、直径約8インチ(20.32cm)の円形に整形した後、よく切れる包丁で8等分にする。
- 6.をベーキングシートなどを敷いた鉄板に並べ、軽く焦げ目が付くまで、20分~30分程度焼く。焼き上がったら、ラックの上で冷ます。
- 粉砂糖にクランべリージュースを加えて、よく混ぜ合わせる。
- チョコレートと牛乳を器に入れて、電子レンジにかけてチョコレートをとかす。
- 焼き上がったスコーンが冷めてから、8.のアイシングと9. のチョコレートをトッピングする。