Cubano クバーノ

モホポーク (Mojo pork)というキューバ式のプルドポーク (pulled pork) を、ラードの入ったキューバンブレッド (Cuban bread) で挟んで作る、キューバ式のサンドイッチ、クバーノ (Cubano) です。2014年に制作された映画『シェフ』の中で、クバーノのフードトラックが描かれたことによって、知名度が一気にあがりました。クバーノの特徴は、パニーニのように、サンドイッチを両面から強く押さえて、具材とパンがしっかりと密着させるようにして、作ることです。厚みのあるサンドイッチは、食べにくいのが難点なのですが、しっかりとプレスさせることによって、片手でも食べやすくなります。しっかりと味がついたモホポークとハム、チーズ、ピクルスと、何層にも重なった様々な具材の味わいがしっかりと重なりあって、バランスのよいサンドイッチに仕上がっています。

キューバンブレッドは、見た目はフランスパンに似ているので、フランスパンで代用されることが多いのです。フランスパンを使う場合は、バゲットよりも、少し太目のバタールが使いやすいと思います。キューバンブレッドは、生地にラードが入っており、フランスパンよりも気泡が詰まっており、プレスしても、パンの味わいは損なわないのが特徴です。

パンは、水平方向にスライスして、内側を下にして、フライパンで軽く焦げ目をつけます。

内側に、マスタードを塗ります。モホポークとマスタードは、とても相性がよいです。

モホポークを手で細かく裂いてから、パンの上にのせます。

薄切りにした、ポークハムをのせます。

チーズをスライスしてのせます。エメンタールやグリエールなど、スイスチーズがクバーノには、よく使われます。

薄切りにした、ディルピクルスをのせます。

パンで挟みます。パンの表面に、バターを塗ります。パンの底面にも、バターを塗っておきます。

フライパンで焼きます。

熱したフライパンをもう一つ用意して、サンドイッチの上にのせて、重石にします。

片面に焦げ目がついたら、ひっくり返して、反対側もフライパンで重石をしながら、焼きます。

両面に満遍なく焦げ目がついて、チーズが溶けてきたら、出来上がりです。

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