イギリスのスコーン
13 ビスケットとスコーン

English Scones イギリスのスコーン

 アメリカ南部式のビスケットは、イギリスのスコーンからアメリカで独自に発展して今日のようになったと思われます。以前の投稿で説明した通り、形はとても似ているのですが、食べ方や作り方は微妙に違っています。今回は、イギリス式のスコーンにチェレンジしてみました。

イギリスのスコーン

 ビスケットと材料は似ているのですが、不思議なことに、同じような分量で作っても、少ししか作れないので、粉の分量はかなり多いです。約500グラムの小麦粉で、12個程度のスコーンが作れます。

 まずは、小麦粉など、乾燥した材料を計量して混ぜ合わせます。

 次に、バターを細かくして練りこみます。フードプロセッサーを使うと簡単にできますが、手動で行う場合は、泡立て器を使って、バターを押しつぶすようにして混ぜていくと手早くできます。

 粉の塊がなくなって、全体的にパサパサとして感じになればOKです。

 卵と牛乳を混ぜ合わせてから、徐々に加えていきます。

 粉っぽさがなくなれば、ラップにくるんで一つにまとめ、厚さが2センチ程度になるように整形します。卵液が余ったら、焼く前にスコーンの表面に塗ります。

 粉をつけた、焼き型でくりぬきます。

イギリスのスコーン

 鉄板の上に並べて、焼き上げます。

イギリスのスコーン

 焼き上がりです。

イギリスのスコーン

Prep: 25 minutes
Bake: 15-20 minutes
Makes: 8-12 pieces

  • 薄力粉 520 g 又は 中力粉 480 g
  • 砂糖 大匙 2
  • ベーキングパウダー 大匙 1
  • 塩 小匙 ¼
  • バター 140 g
  • 牛乳 80 ml
  • 卵 2
  1. 小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩をよくまぜあわせる。
  2. 2.の粉類と細かく刻んだバターを、生地がしっとりした感じになるまでよく混ぜ合わせる。
  3. オーブンを400F°(205C°)に温める。
  4. 4.に牛乳、卵を加え、生地を一つにまとめる。
  5. 5.の生地をラップにはさんで、厚さ2センチぐらいに整形する。粉をつけた型でくりぬく。
  6. 6.をパラフィン紙を敷いた鉄板に並べ、軽く焦げ目が付くまで、15分~20分焼く。
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