Haupia ハウピア (ハワイ風 ココナッツプリン)

ココナッツミルクをベースにして作る、ハワイの伝統的なデザート、ハウピア (Haupia) です。伝統的なハウピアは、日本語で田代芋と言われる、ポリネシアンアロールート (Polynesian arrowroot) のでんぷんを使って固めるのですが、最近のレシピでは、コーンスターチで代用するものがほとんどです。実際のところ、ブラジルのマンジェブランコ (manjar branco) とほとんど同じで、フランスのブラマンジェとも似ています。ハウピアは砂糖の量が、とても控えめで、ほんのりとした甘さが特徴です。ハウピアをトッピングしたりした、ケーキやパイなど、他のベーキングへ応用したレシピも多いです。

ハウピアの材料は、ココナッツミルク、砂糖、コーンスターチ、水だけで、作り方もとても簡単です。最初にココナッツミルクと砂糖を鍋に入れて中火にかけます。時々かき混ぜながら、表面に沸々と細かい泡がたってくるまで、火にかけます。

コーンスターチと水を器に入れて、よく混ぜ合わせます。

ココナッツミルクを温めた鍋に、混ぜ合わせたコーンスターチを少しずつ入れます。鍋をよくかき混ぜながら、とろみが出てくるまで火を通します。コーンスターチを入れる前に、ココナッツミルクを温めすぎてしまうと、だまになりやすくなるので、注意します。

トロっとした状態になったら、火を止めます。

底が浅い容器に、生地を注ぎます。表面が平になるようにならします。

粗熱がとれたら、冷蔵庫でしっかりと固まるまで、3時間程度冷やします。

好みの大きさに切り分けます。

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