17 コブラとプディング

Caramel Flan キャラメルフラン

日本でも馴染み深い、「カスタードプリン」のことを、スペイン語やフランス語では、フラン (Flan) と呼びます。ヨーロッパのフランも、日本のカスタードプリンと同様に、卵と牛乳でつくる、シンプルなお菓子で、キャラメルソースをトッピングします。日本のプリンは、一人用の小さな器で作るのが主流ですが、フラン発祥の地、ヨーロッパでは、大きなケーキ型で焼くものが多いです。アメリカでも焼かれるフランも、やはり大きなケーキ型で焼かれるもので、クリームチーズを加えて、少し硬めに作ることが多いです。クリームチーズは、温度が低くなると固まるので、切り分ける前に、よく冷やしておくことが、口当たりのよいなめらかなフランを作るこつです。

焼き型が大きくなっても、作り方は、日本のカスタードプリンと大きくは変わりません。まず、キャラメルソースを作ります。砂糖と少量の水を鍋に入れて、中火にかけます。

鍋を適度に揺らしながら、砂糖をとかしていきます。

沸騰してきたら、火を弱めます。

時々鍋をゆらしながら、飴色になるまで煮ます。

キャラメルソースが熱いうちに、ケーキ型に入れて、ケーキ型を傾けながら、キャラメルソースが満遍なく広まるようにします。

カスタードを作ります。クリームチーズとコンデンスミルクとボールに入れて、よく混ぜ合わせます。

続いて、卵2個と卵黄2個を加えます。

最後に、無糖のエバミルクとバニラエクストラクトを加えて、混ぜ合わせれば、OKです。

用意しておいた、ケーキ型にカスタード液を流します。口当たりをさらになめらかにしたい場合は、生地を笊でこしてから焼き型に入れます。ケーキ型はロースターパンなど、一回り大きな容器の上にのせて、周囲に熱湯をはります。

摂氏180度に温めたオーブンで、カスタード液が固まるまで、30分程度焼きます。焼き上がったフランは、粗熱をとってから、冷蔵庫の中でよく冷やしておきます。

切り分ける時は、キャラメルソースが固まっているので、熱湯に少しだけケーキ型をつけて、ソースを溶かしておきます。さらに、側面の生地が、焼き型にくっついているので、ケーキ型の側面に、ナイフを刺して、生地が外れやすいようにしておきます。

平たいお皿をかぶせてから、ひっくり返すようにして、盛り付けます。

Caramel Flan キャラメルフラン
準備時間 : 10分
加熱時間 :摂氏 180度のオーブンで 30分
冷却時間 :6時間
難易度★★☆
【 材料 9-inch (23 cm) ケーキ型 】

キャラメルソース
砂糖 ————————————– 130 g
—————————————- 60 ml

プリン
エバミルク(無糖) —————- 400 g
コンデンスミルク (加糖) —– 200 g
クリームチーズ ——————- 200 g
—————————————- 2 個
卵黄 ————————————– 2 個
バニラエクストラクト ——– 小匙 1
【 作り方 】
キャラメルソースを作る。砂糖と水を鍋に入れて、中火にかける。鍋をゆすりながら、砂糖を溶かす。沸騰したら、火を弱めて、アメ色になるまで煮詰める。
キャラメルソースをケーキ型に入れて、ケーキ型を傾けながら、表面を平にする。
オーブンを摂氏180度に温める。
ボールに、クリームチーズとコンデンスミルクを入れて、良くかき混ぜる。続いて、卵と卵黄と加える。最後にエバミルクとバニラエクストラクトを加える。
カスタード液を笊でこしながら、 のケーキ型に流し入れる。ロースターパンにケーキ型をおいて、ケーキ型の周囲に熱湯をそそぐ。
温めたオーブンで、カスタード液が固まるまで、30分程度焼く。
焼き上がったら、粗熱がとれるまで、ラックの上で冷ます。その後冷蔵庫でよく冷やす。
ケーキ型の底面を熱湯に浸して、固まったキャラメルソースを溶かす。ケーキ型の側面にナイフを入れてから、平たいお皿をかぶせるようにして、ケーキ型からプリンを出す。
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