Huli Huli Chicken フリフリチキン

フリフリチキン (huli huli chicken) は醤油とケッチャプをベースにしたマリネ液に、鶏肉を漬け込んで、BBQグリルで焼き上げる、ハワイの名物料理です。日系人が日本の照り焼きチキンをヒントにして考案したとされており、日本人にとっても、なじみやすい料理です。通常、アメリカではモモ肉よりも胸肉の方が好まれるのですが、この料理は、脂肪分の多いモモ肉が使われることが多いです。醤油ベースの味付けは、白いご飯との相性もよく、炊いたお米が添えられることも多いです。マリネ液には、パイナップルジュースが少量加えられることもあるので、パイナップルをグリルして添えると、とても南国らしい雰囲気になります。「フリ」というのは、ハワイの言葉で、turn つまり、ひっくり返す、と言う意味です。

マリネ液は、アメリカのバーベキューソースと似ています。醤油、ケッチャップ、モラセス、微塵切りにしたニンニクと生姜、白ワイン、パイナップルの果汁、モラセスを底の浅い容器に入れて、かき混ぜます。モラセスのかわりに、蜂蜜や黒砂糖を使ってもいいです。

モモ肉を、食べやすい大きさに切ってから、マリネ液に付け込みます。大きめのモモ肉は3等分、小さいものは2当分ぐらいにするのが目安です。

30分程度、室温でねかせます。

グリルを温めて、両面に焦げ目がつくまで、15分から20分程度焼きます。途中で、余ったマリネ液を鶏肉に塗るようにすると、より風味が増します。グリルがない場合は、摂氏180度のオーブンで、40分程度焼きます。

焼き上がったらお皿にもりつけます。好みで、グリルしたパイナップルを添えたり、イタリアンパセリや青ネギなどを散らします。

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